マライア・キャリー、幼少期の最悪なクリスマスを語る「本物の家族がほしかった」

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2020年11月27日 20:32  Techinsight Japan

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“クリスマスの女王”マライア・キャリー
12月を間近に控え、そろそろ街にクリスマスソングが流れ始める季節になった。マライア・キャリーの『恋人たちのクリスマス』は日本でもこの時期の定番ソングとなって久しいが、ホリデームードを盛り上げる軽快なメロディーの裏にはマライアの悲しいクリスマスの思い出があったようだ。

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かねてから「大のクリスマス好き」を公言してきた歌手のマライア・キャリー。今年はハロウィンが終わった翌日に早速自身のInstagramを更新し、「あの季節が来るわよ〜!」とクリスマスシーズンの到来に胸を弾ませる自身の姿を公開していた。

今月24日に長年の友人ナオミ・キャンベルのYouTubeチャンネル『No Filter with Naomi』に出演した際には、クリスマスが好きすぎる自分を笑う世間の反応も「気にならない」「だって本当にクリスマスが大好きなんだもの」と開き直るほど。しかしマライアのそんなクリスマスへの並々ならぬこだわりは「家族と過ごす幸せなホリデー」を知らずに過ごしたことによる反動だそうで、自身のすさんだ家庭環境について次のように語っている。

「私は、素敵なクリスマスに憧れる悲しい子供だった。」
「自分を大事にしてくれる本物の家族がほしかったの。クリスマスを台無しにするんじゃなくて、特別なものとして気にかけてほしかった。でも私の家族は毎年クリスマスをメチャクチャにしてくれたわ。」

過去のインタビューでも「家庭が崩壊していたから、憧れていたパーフェクトなクリスマスは叶わなかった」「家庭は決して裕福ではなかったし、他の子供達みたいなクリスマスは過ごせなかった」と悲しい告白をしたことのあるマライアだが、この日も

「思いやりと愛情にあふれた本物の家族。私にはそれが欠けていたのよ。こんなこと言いたくないし、酷い物言いだけど事実だから仕方ないわ。」

と自身の劣悪な家庭環境を包み隠さず語るのだった。

そんなマライアに家族の温かみや自身の存在価値を教えてくれたのは、長年支えてくれているファンだったという。昨年12月に、1994年11月のリリースから四半世紀の時を経て『恋人たちのクリスマス』が「Billboard Hot 100」チャートで悲願の1位を獲得したのも、自身の楽曲をナンバーワンに輝かせようと「懸命に動いてくれた世界一素晴らしいファンの皆のおかげ」と改めて感謝の気持ちを明かしていた。

「自分が思い描く“完璧なクリスマス”への憧れを残さず詰め込んだ」「この曲を聴きながら大きくなって、それがやがて皆のクリスマスホリデーに欠かせない存在となってくれたら」と思い入れを明かしていたマライアの『恋人たちのクリスマス』は、きっと今年もまたヒットチャートを賑わせてくれるに違いない。


来月4日には、アリアナ・グランデやジェニファー・ハドソン、スヌープ・ドッグら豪華ゲストを迎えた特別番組『Mariah Carey’s Magical Christmas Special』が「Apple TV+」にて配信予定で、エグゼクティブ・プロデューサーを務めたマライアは、暗いニュースが続いた2020年の終わりに「華やかなショーで視聴者を元気づけるのが楽しみ」と“クリスマスの女王”らしいコメントで意気込みを語っていた。

画像2枚目は『Mariah Carey 2020年11月18日付Instagram「Let’s get festive!!!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)
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