リーガ・エスパニョーラ第11節が28日に行われ、バレンシアとアトレティコ・マドリードが対戦した。
バレンシアは22分、カルロス・ソレールの浮き球スルーパスにウロシュ・ラチッチが左足のダイレクトボレーで合わせたが、枠を捉えたシュートは相手GKヤン・オブラクの好セーブに阻まれる。対するアトレティコ・マドリードは38分、トマ・レマルがカットインから左足を振り抜いたが、ゴール左下隅を狙ったシュートは相手GKジャウメ・ドメネクに防がれる。試合はスコアレスで折り返した。
後半は一方的に押し込む展開が続いたアトレティコ・マドリードは、79分に待望の先制点を獲得する。左サイドをえぐったヤニック・フェレイラ・カラスコが低くて速いクロスを供給すると、ボールは相手DFラトに当たってゴールに吸い込まれた。
試合はこのまま終了し、バレンシアは4試合ぶりの黒星で今季5敗目。アトレティコ・マドリードはリーグ戦6連勝となり、初戦からの連続無敗を9試合に伸ばした。次節、バレンシアは12月7日にMF乾貴士とFW武藤嘉紀が所属するエイバルとアウェイで、アトレティコ・マドリードは同5日にバジャドリードと対戦する。
【スコア】
バレンシア 0−1 アトレティコ・マドリード
【得点者】
0−1 79分 オウンゴール/ラト(アトレティコ・マドリード)