新宿ゴールデン街の新看板をビームスがデザイン、本格焼酎3社とのコラボプロジェクトで公開

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2020年12月01日 18:42  Fashionsnap.com

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「ビームス(BEAMS)」が、高橋酒造、三和酒類、薩摩酒造の3社とのコラボレーションプロジェクト「焼酎のススメ。2020」を発表した。野性爆弾のくっきーがパッケージデザインを手掛けたカップ焼酎を販売しているほか、プロジェクトの連動企画として新宿ゴールデン街の新看板のデザインを担当。12月1日の今日、「ビームス ジャパン(BEAMS JAPAN)」新宿店と新宿ゴールデン街で発表会が開かれた。

 「焼酎のススメ。」は、本格焼酎の楽しみ方や魅力を発信するプロジェクトとして2019年にスタート。昨年はビームス ジャパンにスナックをイメージした特設コーナー「スナック びーむす じゃぱん」を設置し、女優やアーティストとして活動するのんがパッケージデザインを手掛けたコラボ3社の焼酎銘柄「白岳」「いいちこ」「白波」のカップ焼酎を販売した。
 2年目となる今年は、野性爆弾のくっきーが描き下ろした米、麦、芋のそれぞれのアートを「白岳KAORU」「いいちこ」「白波」のパッケージデザインに採用。くっきーのイラストを落とし込んだロングスリーブTシャツ(5500円)や、新宿ゴールデン街の旧看板をプリントしたロングスリーブTシャツ(5000円)、柴切重行が「白岳KAORU」「いいちこ」「白波」の3種の産地をイメージして描いたイラストによるロングスリーブTシャツ(5500円)、刺繍キャップ(4500円)、トートバッグ(1500円)を製作した。今日からビームス ジャパンの店舗をはじめ、焼酎3種の産地の熊本、大分、鹿児島のビームス店舗などで取り扱っている。ビームス ジャパン新宿店の発表会に登場したくっきーは米のイラストについて「神様にお供えする由緒正しい食べ物。日本を代表するものなので心を込めて作りました」とコメントし、金色の麦はピラミッドと吉村作治を、芋は土の神をイメージして描いたという。

 新宿ゴールデン街の発表会では、今日から3日間かけて計6ヶ所に順次設置する新看板のデザインを公開。「新宿ゴールデン街商店街振興組合」と「新宿三光商店街振興組合」の2つの組合による飲食店街を「新宿ゴールデン街」に名称を統一し、新宿三光商店街で掲出されていた「あかるい花園○番街」と「まねき通り」の看板を「新宿ゴールデン街」に刷新した。新看板のデザインはビームスが担当し、ビームスのコーポレートカラーであり、「代々栄える」の意味を持つ縁起の良い色として橙色をメインカラーに採用。フォントは旧看板の復刻デザインを使用し、ゴールデン街の名前の由来の「金貨」をイメージした黄色のポイントをあしらった。発表会に出席したビームスの設楽洋代表取締役社長は「新宿生まれ新宿育ちの私は、父がお酒好きで小学校低学年の頃にゴールデン街があるこの地に連れて来られたことを今でも覚えています。そんな思い出の場所の看板をビームスの橙色に変えられたことは本当に嬉しいです」と話した。


■焼酎のススメ。2020販売店舗:ビームス ジャパン(新宿、渋谷、京都:2021年1月6日(水)終了予定)/ビームス(大分、熊本、鹿児島:12月13日(日)終了予定)/ビームス公式オンラインショップ
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