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写真![]() 全体では87%以上が開催見送りを予定 |
東京商工リサーチが、「忘・新年会に関するアンケート」の調査結果を発表しました。COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染が拡大し、第3波とも言われるタイミングで迎える忘年会シーズンはどうなるのか、各社の対応が見えてきます。
有効回答は1万59社分。そのうち、忘年会や新年会を「開催しない予定」と回答した企業は87.8%、実に8840社でした。
企業規模別に見ると、大企業(資本金1億円以上)では「昨年開催したが、今年は開催しない」が75.7%、「昨年開催せず、今年も開催しない」が17.1%となり、9割以上の会社が「今年は開催しない」と回答しました。
資本金1億円未満の企業や、個人企業なども含む「中小企業」のカテゴリーでは「昨年開催したが、今年は開催しない」が65.1%、「昨年開催せず、今年も開催しない」が21.8%で、こちらも9割に近い86.9%が「開催しない予定」と回答しています。
調査結果からは、大企業だけではなく、中小企業でも感染拡大に神経を使っていることが見えてきました。
政府は、感染防止を徹底した上で「GoToイート」や「GoToトラベル」といった消費刺激策を継続していますが、普段ならかき入れ時を迎えるはずだった飲食店にとっては、厳しい年末となりそうです。
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