燕のドラ4・元山が背番号6お披露目「最終目標は世界一のショートストップ」

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2020年12月01日 19:50  ベースボールキング

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◆ 宮本慎也はもちろん新庄剛志も目標

 ヤクルトは1日、東京都内で新入団選手発表会を開催。ドラフト4位指名で入団した元山飛優選手(22=東北福祉大)は、宮本慎也氏らが背負ってきた背番号6のユニフォームに袖を通し意気込みを語った。

 元山は長野の佐久長聖高から東北福祉大を経てプロ入り。今年のドラフト戦線では「攻守にセンス溢れる遊撃手。将来のレギュラー候補として期待」との編成評を受け、大学球界トップクラスの遊撃手として支配下指名を受けた。

 指名順位こそ4位だが、球団から寄せられている期待の大きさは背番号にも表れている。6番の前任者である宮本慎也が引退してから7年、ヤクルトは遊撃手の絶対的レギュラー不在の状況が続いており、今季はMLBで活躍した名手・エスコバーを獲得したものの不発。そんな状況で「守備範囲」をアピールポイントに掲げるルーキーにヤクルトは背番号6を託したのだ。

 元山は目標としている選手を問われ「一番は宮本慎也さん」と真っ先に守備職人として名を馳せたレジェンドの名前を挙げ、「ヤクルトスワローズの絶対的な信頼を得られていた選手。そのような選手になりたい」とコメント。また、同型のバットを使用していた縁から「動画を何度も見た」という川端慎吾の名前も挙げ、「観客の方をワクワクさせられるような選手」として新庄剛志氏(元日本ハムほか)も目標とする存在に掲げた。

 「目立つことが大好き」という新燕は、将来の夢も大きく「世界一のショートストップ」。来るプロ1年目のシーズンへ向けて「まず来年、レギュラーに近づけるように活躍していきたい」と力を込めた。


▼ 歴代の背番号6
岩瀬 剛(1950年)
渡辺光央(1951〜1955年)
谷田比呂美(1956〜1957年)
青山 浩(1958年)
赤木健一(1959〜1963年)
篠田 勇(1964〜1967年)
中野孝征(1968〜1972年)
永尾泰憲(1973〜1978年)
水谷新太郎(1979〜1990年)
ジョニー・レイ(1991〜1992年)
宮本慎也(1995〜2013年)
元山飛優(2021年〜)

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