ザルツブルク、敵地3発快勝で今季CL初白星…奥川はベンチ復帰も出番なし

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2020年12月02日 05:42  サッカーキング

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2得点を挙げたベリシャ(写真は11月3日のCLバイエルン戦)[写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第5節が12月1日に行われ、MF奥川雅也が所属するザルツブルクはロコモティフ・モスクワと対戦した。内転筋の負傷で離脱していた奥川はベンチに復帰したものの、出番はなかった。

 1分け3敗でグループAの最下位に沈むザルツブルク。負ければ敗退決定の今節は、3分け1敗で3位につけるロコモティフ・モスクワのホームに乗り込んだ。両チームが前回対戦した第1節は2−2の引き分けで終わっていた。

 試合はザルツブルクが先制に成功。28分、モハメド・カマラがペナルティエリアに浮き球パスを送ると、中央のエノック・ムウェプが立て続けにシュート。どちらもDFにブロックされたが、こぼれ球をゴール前のメルギム・ベリシャが押し込んで先制点を決めた。

 リードを得たザルツブルクはさらに41分、高い位置からプレスをかけると、相手の中途半端なクリアボールを敵陣中央のセク・コイタがダイレクトで前線に送る。この絶妙なスルーパスでエリア左へ抜けたベリシャが冷静に左足で仕留めて追加点を挙げた。

 2点リードで折り返したザルツブルクは78分、アンドレ・ラマーリョがエリア内でゼ・ルイスを押し倒してしまい、PKを献上。ロコモティフ・モスクワは79分、このPKをアントン・ミランチュクがゴール左隅に沈めて1点を返した。

 だが、1点差とされたザルツブルクは直後に反撃。81分、カリム・アデイェミがハーフウェイライン付近で相手DFからボールを奪うと、そのまま独走でエリア右へ持ち上がり、右足シュートを沈めてチーム3点目を挙げた。

 試合はこのままタイムアップを迎え、ザルツブルクが敵地で快勝し今シーズンCL初白星。3位に浮上し、2位のアトレティコ・マドリードとの暫定勝ち点差1となり、わずかにグループ突破への望みをつないだ。

 次節は12月9日に行われ、ザルツブルクはホームでアトレティコ・マドリードと、ロコモティフ・モスクワはアウェイでバイエルンと対戦する。

【スコア】
ロコモティフ・モスクワ 1−3 ザルツブルク

【得点者】
0−1 28分 メルギム・ベリシャ(ザルツブルク)
0−2 41分 メルギム・ベリシャ(ザルツブルク)
1−2 79分 アントン・ミランチュク(PK/ロコモティフ・モスクワ)
1−3 81分 カリム・アデイェミ(ザルツブルク)

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