写真![]() ママスタ |
精一杯の笑顔を向けてくれるその様子に、お義姉さんの想いが痛い程伝わってきます。
(お義姉さん、本当はお腹の大きな私を見るだけでもつらいだろうな……。今日はできるだけ妊娠や出産の話は避けて、無難な世間話だけして、スッと帰ろう……)
そう思って会話の内容に最大限気を使っていたのですが……。 義両親をはじめとした周りの人たちはお構いなしで、どんどん私のお腹の子のことを聞いてきます。

お義父さんもお義母さんもパパも、もうちょっとお義姉さんの気持ち考えて……! いくら家族だからって、気を使わなすぎ……!
そう思っていた矢先、とどめの一言が義父から放たれてしまったのです。

義父「百合子(義姉)は子どもはまだなのか? 俺と母さんが生きているうちに孫の顔を見せてくれよ?」
義父はカラカラと笑いながら義姉に言いました。 もちろん悪気はないんだと、みんなわかっています。でもこのシチュエーションでは、悪気が無くても、いえ、ないからこそ、とてつもなくひどい発言のように私には思えました。 義姉の不妊の悩みを知っている義母は、隣で少し困ったような顔をしていましたが、義父を制するところまではいきませんでした。
すると義姉は、冗談っぽい声のトーンで、でもすごく鬼気迫った目で私にこう言ったのです。

後編へ続く。
※この漫画はママスタコミュニティを元に作成しています。完全なノンフィクションではありません。
原案・ママスタコミュニティ 脚本:大島さくら 作画・いちと 編集・荻野実紀子