レアル・マドリードの次期監督候補として、マウリシオ・ポチェッティーノ氏の名前が上がっている。2日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えた。
1日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節でシャフタールと対戦したレアル・マドリードは、アウェイで2ー0の敗戦。この結果、CLでは決勝トーナメント進出へ黄色信号が灯り、今シーズンの公式戦16試合で5敗目を喫することとなった。試合後のジダン監督は辞任する意思がないことを明言したが、現地スペインではフロレンティーノ・ペレス監督が監督交代の決断を下すのではないかと話題になっている。
そしてその次期監督の筆頭として取り上げられているのが、昨年までトッテナムを指揮していたマウリシオ・ポチェッティーノ氏。昨シーズン解任されてからフリーの同氏にはトッテナムを強豪へと育て上げた実績があり、またレアル・マドリードに対して好意的な印象を抱いているとも伝えられている。
また別の選択肢として、現在レアル・マドリード・カスティージャを率いるラウール・ゴンザレス氏の可能性も挙げられている模様。将来的にクラブのレジェンドでもある同氏は、将来的にトップチームを率いると見られている。しかし、ポチェッティーノ氏に比べると、今シーズン中での就任の可能性は低いと伝えられている。
レアル・マドリードは今後、5日にセビージャと対戦した4日後にCLでの大一番ボルシアMG戦を迎え、そのまた3日後にはアトレティコ・マドリードとの“マドリード・ダービー”を迎える。いずれも厳しい戦いが予想されるが、果たしてチームにはどのような結果が待っているのだろうか。