『M-1』新時代予感の決勝9組 史上最年長、ピン同士の異色コンビなど多彩な顔ぶれ

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2020年12月03日 05:00  ORICON NEWS

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写真『M-1グランプリ2020』決勝進出の9組が決定 (C)ORICON NewS inc.
『M-1グランプリ2020』決勝進出の9組が決定 (C)ORICON NewS inc.
 漫才日本一を決める『M-1グランプリ2020』準決勝が2日、東京・NEW PIER HALLで行われ、決勝進出9組が決定。アキナ、マヂカルラブリー、見取り図、錦鯉、ニューヨーク、おいでやすこが、オズワルド、東京ホテイソン、ウエストランドがファイナルへの切符をつかんだが、史上最年長ファイナリスト、ピン芸人同士のコンビ、コントでの実績も十分なコンビ、『M-1』でのキャリアがあるコンビなど、新時代を感じさせる顔ぶれとなった。

【写真】マヂカルラブリー、オズワルド、ニューヨークらが登場した白熱の準決勝の模様

 準決勝のネタ順では大トリという大役を見事に務め、長谷川雅紀(49)と渡辺隆(42)からなる錦鯉。ハリウッドザコシショウ、バイきんぐ、アキラ100%といった芸人を擁するソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)に所属しており、最近では長谷川の愛らしいキャラクターに注目が集まり、バラエティー番組などで注目を集めている。これまでの最年長記録である、2006年に決勝進出した変ホ長調の小田ひとみ(41※当時の年齢)を塗り替える形となった“愛すべきおじさん芸人”が大会をかき回す存在となりそうだ。

 ピン芸人のおいでやす小田、こがけんによるお笑いコンビ・おいでやすこがも、それぞれが『R-1ぐらんぷり』ファイナリスト経験者で、ピンでの実力は折り紙付き。直前に“とにかく面白いひとり芸日本一”を決める『R-1グランプリ2021』開催会見が行われた際、今回から「プロは芸歴10年以内であること(2010年1月1日以降に芸能活動を開始していること)」となってしまい、ともに出場資格を失うという憂き目に遭ったが、それを跳ね返すような、それぞれの持ちネタをかけ合わせた見事な漫才で『M-1』決勝の舞台をもぎ取った。マヂカルラブリーの野田クリスタルは『R-1』王者となっており、漫才における“個の強さ”も感じさせるファイナリストの座組となった。

 アキナ、マヂラブ、ニューヨークは“コント日本一”を決める『キングオブコント』ファイナリスト経験者。人気お笑いコンビ・サンドウィッチマンがMCを務め、人気芸人たちが“漫才”と“コント”、2つのネタを披露するネタ番組『お笑い二刀流 MUSASHI』が今年に入って放送されるなど、抱負なネタの引き出しを持つ芸人も増えてきているが、期せずしてそうした流れも反映させる結果となった。

 見取り図は3年連続の『M-1』決勝。今年は準々決勝で実力派が続々と敗退してしまうという波乱の展開となったが、盛山晋太郎の特徴的な声で放たれるツッコミ、リリーのキャラクターがマッチし、決勝へと勝ち上がった。オズワルドは2年連続となる『M-1』決勝進出。淡々とおかしなことを言い続け、世界へと引き込んでいくボケの畠中悠、どんどんおかしくなっていく会話を引き戻そうと叫ぶ伊藤俊介の切れ味鋭いツッコミの妙で、会場の空気をつかんだ。

 そんな中、いろいろな思いを抱えながら『M-1』決勝をたぐり寄せたのが東京ホテイソンとウエストランド。ホテイソンは、たけるのツッコミのスタイルが霜降り明星の粗品と似ているのではという指摘が、霜降りが『M-1』優勝して以降に大きくなり、諦めかけた時期もあったというが、自分たちの強みを「腐らずにやり続けて」ブラッシュアップした。ウエストランドも、爆笑問題らが所属するタイタンのホープとして、早くから注目を集めていた2人だったが『M-1』では、18年の準決勝進出が最高成績。ツッコミの井口浩之による“魂の叫び”と、相方の河本太の飄々としたキャラクターとのコントラストが光り、今回、満を持して決勝という高い壁をぶち破った。

 ネタ、出場者のキャラクター、芸歴など、うまくバランスの取れた布陣がそろった今回の『M-1』決勝。本番の舞台で、9組がどのように躍動するか期待が集まる。

 今回は、過去最高を記録した5040組を上回る5081組がエントリーし、史上最高を更新。決勝の放送時間も発表され、12月20日にABCテレビ・テレビ朝日系列で午後6時34分から10時10分まで生放送。これに先立ち、敗者復活戦が同日の午後2時55分から5時25分まで放送される。

 決勝の司会は、今田耕司(14回目)と上戸彩(9回目)、審査員は松本人志(14回目)、オール巨人(8回目)、上沼恵美子(8回目)、中川家・礼二(6回目)、富澤たけし(4回目)、立川志らく(3回目)、塙宣之(3回目)の7人(※回数順、同数の場合は50音順)。3年連続で同じ審査員が顔をそろえるのは、M-1史上初となる。

 準々決勝ではEXIT、四千頭身、ミキなどの“お笑い第7世代”や、三四郎、トム・ブラウン、コロコロチキチキペッパーズなど多数のテレビに出演する人気芸人、昨年ファイナリストのすゑひろがりずなどが敗退するなど、改めて『M-1』の壁の高さを感じさせる展開となり、準決勝では、マヂカルラブリー、オズワルド、ゆにばーす、ニューヨーク、ぺこぱ、錦鯉ら26組が熱い火花を散らした。

 敗者復活戦および決勝の1週間前にあたる12月13日には、事前特番(後0:55〜1:55)として過去15回の『M-1』にまつわる「なんでもランキングBEST3」を紹介。歴代王者・ファイナリスト、審査員が登場する。

■M-1グランプリ 優勝者一覧【参加組数】
2001年度 中川家【1603】
2002年度 ますだおかだ【1756】
2003年度 フットボールアワー【1906】
2004年度 アンタッチャブル【2617】
2005年度 ブラックマヨネーズ【3378】
2006年度 チュートリアル【3922】
2007年度 サンドウィッチマン【4239】
2008年度 NON STYLE【4489】
2009年度 パンクブーブー【4629】
2010年度 笑い飯【4835】
2015年度 トレンディエンジェル【3472】
2016年度 銀シャリ【3503】
2017年度 とろサーモン【4094】
2018年度 霜降り明星【4640】
2019年度 ミルクボーイ【5040】

このニュースに関するつぶやき

  • やっぱ錦鯉きてるね!最年長コンビか、初の即席コンビおいでやすこがの戴冠は十分ありうるね! 今までのルールなら敗者復活は人気重視でべこぱかな?
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  • Apple M1は、アップルが初めてMac向けにARMアーキテクチャを使用して設計されたシステムオンチップである。
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