ライプツィヒ、セルロート劇的弾で打ち合い制す…バシャクシェヒルは意地見せるも敗退

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2020年12月03日 05:02  サッカーキング

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サッカーキング

[写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第5節が2日に行われ、イスタンブール・バシャクシェヒルとライプツィヒが対戦した。

 1勝3敗で最下位のバシャクシェヒルと2勝2敗で3位につけるライプツィヒが激突。試合は立ち上がりから攻め込んだライプツィヒが26分に先手を取った。マルセル・サビツァーがハーフウェイライン付近から持ち上がり、ペナルティエリア前で右足を振り抜く。シュートはユスフ・ポウルセンと相手DFに当たってコースが変わり、ゴール右隅に吸い込まれた。記録ではポウルセンのCL初得点となった。

 さらにライプツィヒは43分、エリア左に抜けたエミル・フォルスベリが体勢を崩しながら折り返すと、ファーサイドのノルディ・ムキエレが左足でゴール左隅に流し込み追加点。だが、バシャクシェヒルは前半アディショナルタイム3分、左CKでエディン・ビシュツァがエリア前へグラウンダーのパス。これをイルファン・ジャン・カフヴェジが左足ダイレクトで叩き、ゴール左隅に突き刺した。

 1点リードで折り返したライプツィヒは66分、左サイドのアンヘリーニョがエリア内へダイレクトパスを送ると、これを受けたダニ・オルモが1人かわし、右足シュートをニアに叩き込んでリードを2点に戻した。だが、バシャクシェヒルも72分、イルファン・ジャン・カフヴェジが左足ミドルシュートをゴール左隅に沈めて再び1点差に迫る。

 さらにバシャクシェヒルは85分、エリア前右の好位置でFKを獲得すると、イルファン・ジャン・カフヴェジが鮮やかな左足シュートを直接ゴール右上隅に決めて、ついに同点に追いついた。しかし、ライプツィヒは後半アディショナルタイム2分、アレクサンデル・セルロートがエリア前からミドルシュートを突き刺し、土壇場の劇的ゴールで勝ち越しに成功した。

 試合はこのままタイムアップを迎え、ライプツィヒが打ち合いを制して勝ち点9に伸ばし暫定で2位に浮上。CL初出場のバシャクシェヒルは最後まで意地を見せたものの、4敗目を喫してグループステージ敗退が決まった。

 次節は12月8日に行われ、イスタンブール・バシャクシェヒルはアウェイでパリ・サンジェルマンと、ライプツィヒはホームでマンチェスター・Uと対戦する。

【スコア】
イスタンブール・バシャクシェヒル 3−4 ライプツィヒ

【得点者】
0−1 26分 ユスフ・ポウルセン(ライプツィヒ)
0−2 43分 ノルディ・ムキエレ(ライプツィヒ)
1−2 45+3分 イルファン・ジャン・カフヴェジ(バシャクシェヒル)
1−3 66分 ダニ・オルモ(ライプツィヒ)
2−3 72分 イルファン・ジャン・カフヴェジ(バシャクシェヒル)
3−3 85分 イルファン・ジャン・カフヴェジ(バシャクシェヒル)
3−4 90+2分 アレクサンデル・セルロート(ライプツィヒ)

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