体長4メートルの巨大ワニ、身体を反ってカモを丸飲み(米)<動画あり>

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2020年12月03日 14:51  Techinsight Japan

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カモを丸飲みにする体長約4メートルの巨大なアリゲーター(画像は『PRO HUNT 2020年11月25日付Instagram「TAXED」』のスクリーンショット)
米フロリダ州オーランドから約72キロ北西に位置するリーズバーグの湿地帯で先月下旬、巨大ワニ(アリゲーター)がカモを丸飲みにする姿がカメラに収められた。ワニは体長が4メートルほどで、カモ狩りを楽しんでいた男性らが仕留めたカモを“横取り”したという。『FOX 35 Orlando』『WTSP.com』などが伝えた。

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米フロリダ州在住のケヴィン・スティップさん(Kevin Stip)とキャス・クイさん(Cass Couey)は、「プロ・ハント(PRO HUNT)」という狩りのナビゲーションアプリの会社を経営する根っからのハンターだ。2人は先月下旬、まだ夜が明けないうちに自宅を出発し、同州中部リーズバーグの湿地帯にカモ狩りに出かけた。

朝4時にはボートに乗り、アプリを使ってカモの群れを探し始めた2人だが、カモが羽を休める目的地に到着するとすぐ“招かれざる客”の存在に気が付いた。

キャスさんは「フロリダの住人なら誰でも知っていることだけど、ワニ(アリゲーター)の目は光を反射して光るんだ。その朝はかなりの数のワニがいてね。日が昇り始めて、最初のカモの群れが飛び立った時だった。撃ち落とされて水面に落ちたカモに、大きなワニがゆっくりと近づくのがわかったんだ」と当時を振り返り、思わずカメラを構えたことを明かした。

「その直後だよ。モンスターのような巨大なワニにカモが丸飲みにされたのさ。自分のすぐそばに落ちたカモを、あのワニが逃すはずはないよね。」

「あんなワニにやられたらお手上げさ。私たちはカメラを構えるしかないんだ。」


こうして動画に収められたワニは体長が約4メートル近くあったそうで、カモを口の中で転がしているかのように激しく動き、最後は身体をぐっと反らせている。水面から見えているのは頭と尻尾だけだが、かなりの大きさであることは一目瞭然だ。そんなワニを目の当たりにし、背後では「今日はこれで2羽目だよ。もう十分食べただろうから、ここから去ってくれよ」とぼやく声がむなしく響く。

なおこの動画はキャスさんがFacebookに投稿すると、1週間で再生回数が130万回を超え、「これはデカい!」「きっとあの瞬間を待っていたんだろうね」「こんなのには近づきたくないね」「後ろにいたカモが驚いて逃げていってるよ」「ジュラシック・パークの恐竜のようだね」といったコメントがあがった。

これに対しキャスさんは「驚くかもしれないけど、あれはフロリダではよくある光景なんだ。狩りではよく、ワニにカモを横取りされるんだよ」と笑い、「みんなに動画を気に入ってもらって嬉しく思っているよ」と語った。

フロリダ州では先月11日にもゴルフ場に巨大ワニが出没し、「まるでゴジラのようだ」と話題になっていた。アリゲーターは短距離なら時速35マイル(約56キロ)で走ることができると言われており、同州南西部のある州立公園では最低でも100フィート(30メートル)離れて観察するのがルールになっているという。



画像は『PRO HUNT 2020年11月25日付Instagram「TAXED」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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  • 丸のみで思い出すのはペリカン。鳩や子猫を丸呑みしたのがショックで(>_<)
    • イイネ!2
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