金子恵美は、なぜ宮崎謙介と離婚しないのか? 4年ぶり二度目の不倫を許した“政治的判断”

0

2020年12月04日 00:12  サイゾーウーマン

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サイゾーウーマン

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今回の有名人>
「政治家の癖かもしれないですが」金子恵美
『斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!』(文化放送、11月30日)

 ニュースサイト「文春オンライン」が報じた元衆議院議員・宮崎謙介の「4年ぶり二度目の不倫」。驚いた方もいるとは思うが、私にはそれほど意外なことではなかった。若い女性は浮気性の男性に対し、「自分を愛しているのなら、改心して真人間になってくれる」「私の愛で、相手を変えて見せる」と張り切ることがあるが、大変残念なことに、人の悪癖というのは、そう簡単には治らないと私は思う。

 宮崎は結婚を2回している。最初の妻は衆議院議員・加藤鮎子、二番目の妻が元衆議院議員の金子恵美である。ウェブサイト「女性自身」2016年4月12日付の記事によると、加藤と金子は政界の「女子会仲間」で、金子が宮崎との結婚について相談すると「女癖の悪さで私も別れたんだから、あの男だけはやめときなよ! 女癖と高飛車な態度は絶対に治らない。恵美ちゃんはわかってない!」と猛反対されたそうである。鮎子センセイ、それじゃ、あなたはなぜ結婚したの? とお聞きしたい気分に駆られるが、それでも再婚に至ったのは、宮崎には浮気性という欠点をもしのぐ、何かいいところがある男性なのではないだろうか。

 金子と再婚した宮崎は、金子の妊娠中に育児休暇を取ると宣言し、“イクメン議員”として知名度を上げるが、「週刊文春」(文藝春秋)に元グラビアアイドルとの不倫を撮られてしまう。宮崎が週刊誌に自分の不倫が出ることを打ち明けたのは、金子が初産を果たした日だったという。

 不倫が明るみに出たことで、宮崎は議員を辞職。金子も衆議院選所に出馬するが、落選してしまう。政界から追い出された形になった2人だが、宮崎が育児をメインになって行い、いいパパぶりをバラエティー番組で披露し、時に夫婦で番組に出演するようになって4年。だんだんと不倫のイメージも薄れ、宮崎は現在、『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で金曜日の司会を務めている。今年10月10日放送の『せやねん!』(MBS)にリモート出演した金子によると、夫婦ともども収入が議員時代を超え、別荘を購入したそうで、順風満帆。同月に発売したエッセイ『許すチカラ』(集英社)では、不倫騒動の顛末と夫を許した理由をつづり、同書で「私はこう宣言したい。『許すチカラ』で、私は幸せになれた」と力強く語っているが、11月27日、「文春オンライン」に宮崎の不倫を暴かれてしまった。相手の女性は、30代の医療従事者だそうだ。

 夫に不倫をされてうれしい妻はいないだろうが、金子の場合、夫婦揃ってテレビでタレント活動をしているので、両者のイメージ低下が避けられず、そこから仕事を失い、経済的なダメージを背負う可能性もある。また、「(夫を)許して幸せになれた」と書いたそばから、夫に不倫された金子は赤っ恥もいいところで、書籍のセールスにも影響が出てくるかもしれない。ほかのキー局と違って、TOKYO MXは「不祥事を起こしたら、即降板」という方針ではないらしく、宮崎も司会者として続投しているが、「危機を乗り越えた夫婦」「円満な夫婦」としてオファーが来ていた他局の仕事は、キャンセルされても文句は言えないだろう。

 一度だけならまだしも、二度も夫に足を引っ張られた金子だが、今回も離婚を考えていないという。『バラいろダンディ』に出演したフリーアナウンサー・大島由香里は、フィギュアスケーター・小塚崇彦選手と離婚しており、金子と同じく一児の母である。「週刊文春」によると、大島の離婚理由は、夫のモラハラと夜遊びだったそうだ。夫に迷惑をかけられたという意味では、大島と金子は似ており、それなのに離婚しない金子が、大島には理解できない様子で、「はっきり言って、今回生理的に宮崎さん無理って思っちゃった」と、ヨソ様の夫に対して、手厳しい発言をしていた。

 別れる理由も別れぬ理由も人それぞれ。金子が別れないと言っているのだから、それでいいわけだが、それよりも驚いたのは、11月30日放送の『斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!』(文化放送)における金子の発言である。周囲から「なぜ別れないのか?」と聞かれるそうだが、金子は「政治家の癖かもしれないですが、白黒ハッキリ自分で判断したいときに、私なりの判断基準というかルールがあって。そこで判断したのみなんですよね」と答えていた。

 あれ? あなた、政治家でしたっけ?

 上述した通り、金子は衆議院選挙で落選していて、現在は政治家ではなく、タレントといったほうが正しいだろう。けれど、金子の中で、自分は「今でも政治家」もしくは「いつかは政治家(に返り咲く)」と思っているのではないだろうか。

 だとすると、金子が別れない理由もそう不思議ではなくなる。「政治的判断」という言葉がある。政治家が、物事の善悪とは別に、多くの人の利益になる方針を自身の責任で決断することを指すが、金子は「政治的判断」で宮崎と別れないと考えられるのではないか。

 度重なる不貞というのは、倫理的に言えば、夫としてアウトである。しかし、夫妻には4歳になるお子さんがいる。金子宮崎夫妻が、『THE名門校 日本全国すごい学校名鑑』(BSテレ東)に出演した際、宮崎は小学校受験について「一応、視野に入ってますね」とそこそこ意欲的だった。金子も同じ気持ちで、本当に小学校受験に挑戦するのなら、離婚なんてしている場合ではない。

 また、『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)で、宮崎は金子を「お金の管理ができない。それから時間の管理もできない。で、料理がまったくできない」と上から目線でけなしていたが、逆にいうと、自分の苦手なことをやってくれる夫は、金子から見れば大変助かる存在といえるのではないだろうか。

 金子が夫を評価する点も、非常に「政治家」的である。マイナビニュースの「金子恵美、涙…4年前の夫・宮崎謙介の不倫を許した思いと今『許すチカラ』インタビュー」によると、「政治家ってやっぱり上昇志向の強い人が多いから、私(金子)は政務官になった、(夫は)政務官になるどころか議員も辞めてるっていう。でも、あの人はちゃんと家に帰ってきたら、私の労をねぎらうわけです」「私は多分できないかもしれない、悔しいとかね」「なんで私以外は政務官になってるのに、みたいな。恨みつらみを言うと思いますけどね」「(夫が)私の政治活動の応援に徹していたのは、大したもんですよね」と、金子は宮崎の“妻の活躍に嫉妬しない点”を評価している。

  このように、上昇志向が強い金子にとっては、政治家として返り咲くためにも、仕事をばりばりして家庭を顧みない夫よりも、多少ちゃらんぽらんでも子どもの面倒を見て、妻の仕事を応援してくれる宮崎のような夫のほうが「好ましい」のではないだろうか。

 しかし、「政治的判断」というのは、時に非情なものである。宮崎は、今許されたと思っても、それは未来永劫許されたことを意味しない。金子が政界に返り咲いたり、子どもが成長したときに、ある日突然、金子が「離婚しましょう」とならないとも限らない。宮崎は今後、そのことに気をつけて行動する必要があるのかもしれない。

    前日のランキングへ

    ニュース設定