北川航也がEL初得点で反撃も…アーセナル、9カ月ぶりの有観客で4発快勝

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2020年12月04日 06:59  サッカーキング

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[写真]=Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)・グループステージ第5節が3日に行われ、アーセナルとFW北川航也が所属するラピード・ウィーンが対戦した。北川は先発出場でEL初ゴールを記録し、65分までプレーした。

 アーセナルは開幕4連勝で決勝トーナメント進出が決定。ラピード・ウィーンは2勝2分けの勝ち点6で3位につけている。前回対戦の第1節ではホームのラピード・ウィーンが善戦したものの、アーセナルが2−1の逆転勝利を収めていた。なお、アーセナルのホームで行われた今試合は3月以来となる有観客で行われ、9カ月ぶりに『エミレーツ・スタジアム』にサポーターの歓声が鳴り響いた。

 試合はアーセナルが序盤に動かす。10分、敵陣中央でボールを拾ったアレクサンドル・ラカゼットが迷いなく右足を振り抜き、豪快なミドルシュートを突き刺して先制点を奪った。さらに18分にはリース・ネルソンの左CKからパブロ・マリが頭でゴール右隅へ流し込んで追加点を挙げた。

 さらにアーセナルは44分、左サイドを抜けたニコラ・ペペが折り返し、中央のネルソンがワンタッチで落とす。そこに走り込んだエディ・エンケティアがダイレクトで叩くと、一度はGKの好セーブに阻まれたが、こぼれ球を頭で押し込んでゴールネットを揺らした。

 3点ビハインドで折り返したラピード・ウィーンは後半開始直後に反撃に成功。47分、ゴール前のこぼれ球に反応したケルヴィン・アラセが立て続けにシュートを放つが、どちらもDFのブロックに阻まれる。だが、そのこぼれ球をエリア中央の北川が右足ダイレクトボレーで豪快に突き刺して1点を返した。北川はEL初ゴールを記録した。

 だが、その後はアーセナルが攻め立てて、66分にリードを3点に戻す。エリア左に抜け出したエインズリー・メイトランド・ナイルズが折り返し、ゴール前のエミール・スミス・ロウが合わせて追加点を決めた。

 アーセナルはその後も主導権を握って攻め続け、ラピード・ウィーンの反撃は許さず。ファンの前で快勝を収めてEL5連勝を飾った。敗れた3位のラピード・ウィーンは最終節で2位のモルデとグループ突破をかけた直接対決に挑む。

 次節は10日に行われ、アーセナルはアウェイでダンドークと、ラピード・ウィーンはホームでモルデと対戦する。

【スコア】
アーセナル 4−1 ラピード・ウィーン

【得点者】
1−0 10分 アレクサンドル・ラカゼット(アーセナル)
2−0 18分 パブロ・マリ(アーセナル)
3−0 44分 エディ・エンケティア(アーセナル)
3−1 47分 北川航也(ラピード・ウィーン)
4−1 66分 エミール・スミス・ロウ(アーセナル)

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