最速153キロ!ロッテドラ1・鈴木、体作りと球速アップに力を入れた4年間

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2020年12月04日 20:40  ベースボールキング

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ロッテのドラフト1位・鈴木昭汰
◆ 体重、スピードともに大学4年間で約10キロアップ

 「高校時代もプロ野球選手になるということが夢、目標でした。それがスピードであったり、球のキレが足りなくて大学進学を選び、もう1回プロを目指すという形でやっていました。4年間は、体づくりとスピードアップを心がけてやっていました」。

 ロッテからドラフト1位指名を受けたサウスポーの鈴木昭汰(法政大)は、4年間で意識して取り組んだことについてこのように語った。

 常総学院高時代には、3年夏の選手権で8強入りを果たし、高校卒業後は法政大に進学。1年の秋季リーグ戦で3試合に登板したが、2年生の時には春季リーグ戦、秋季リーグ戦での登板がなかった。

 「2年生のときに(試合に)出られなかった。そこでめげずにトレーニングを積めたというのが3年生の秋に活躍ができたことかなと思います」。

 腐ることなく黙々とトレーニングを重ね、3年春季リーグ戦で6試合に登板し、同年秋季リーグ戦でリリーフを中心に7試合に登板して、防御率0.56をマークした。

 「3年秋は先発から中継ぎになったんですけど、中継ぎになったことで、まっすぐのスピードの出力の出し方というか、技術的な面でしっかりと考えることができた」と手応えを口にする。

 「4年生のときにその出力のまま先発ができるように、トレーニングをしようと思っていた。3年生の秋はプラスになったかなと思います」。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、春季リーグ戦は1回戦総当たり、秋季リーグ戦は2回戦総当たりという通常とは異なるリーグ戦だったが、春がリーグ4位の防御率1.54、秋がリーグ3位の防御率1.95と、取り組んできた成果を“結果”として残した。

 映像を見ても、高校時代に比べて体が大きくなった印象だ。現在は高校時代から体重は約10キロアップの80キロ、ストレートのスピードも高校時代から約10キロ近くアップ。この秋季リーグ戦で152キロを計測し、自己最速は4年生のオープン戦で記録した153キロだ。

◆ 左腕のライバルに

 マリーンズの左腕は、今季サウスポーチーム最多の7勝を挙げた2年目の小島和哉をはじめ、山本大貴、中村稔弥、成田翔、本前郁也と若い投手が多い。

 年齢の近い先輩左腕が多いが、そこは勝負の世界。鈴木は「自分は今からプロの世界に飛び込む。自分より先にプロ野球の世界で戦っている方々なので、いろんなことを学び、負けないように自分のアピールポイントである強気のピッチングを見せて、ライバルに勝っていきたいと思います」と闘志を燃やす。

 近年のマリーンズのドラフト1位は17年が安田尚憲、18年が藤原恭大、19年が佐々木朗希と高卒の選手だったが、16年の佐々木千隼以来となる大卒のドラ1投手。永野吉成プロ・アマスカウト部長は「即戦力の投手が獲れたということで晴れやかな気持ちでいます。彼の特徴である攻めのピッチングがマリンスタジアム、パ・リーグの選手たち相手に必ず活躍することを確信している」と期待を寄せる。

 コツコツと練習を重ね、“夢、目標”であるプロの世界の扉を開いた。ここから本当の戦いが始まる。ZOZOマリンスタジアムのマウンドで躍動する姿を、マリーンズファンに1日も早く見せたいところだ。

▼ 鈴木昭汰
生年月日:1998年9月7日生
守備位置:投手
身長 / 体重:175センチ / 80キロ
投 / 打:左 / 左
経歴:常総学院高−法政大−ロッテ(ドラフト1位)

取材・文=岩下雄太

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