子犬を襲ったヘビにラッピングペーパーの筒で対抗 救出した飼い主「無我夢中だった」(豪)<動画あり>

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2020年12月05日 05:51  Techinsight Japan

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無事に助け出された子犬(画像は『7NEWS Sydney 2020年12月1日付Facebook「A Queensland woman is urging pet owners to watch out for snakes after her nine-week-old puppy was choked by a carpet python in her backyard.」』のスクリーンショット)
生後9週間の子犬が庭で遊んでいると、突然茂みから飛び出してきたヘビに襲われてしまった。飼い主が駆けつけてラッピングペーパーの筒でヘビを叩いたが、子犬に巻きついたヘビはなかなか離れない。飼い主はパニックになりながらもヘビを直接掴み、ようやく子犬を助け出すことができたという。『news.com.au』などが伝えている。

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豪クイーンズランド州サンシャインコースト在住のミシェル・ヴァン・スハウウェンさん(Michelle van Schouwen)は最近、生後9週間のミックス犬“ジャスパー(Jasper)”を飼い始めた。ジャスパーは人懐っこい性格で、ミシェルさんを追いかけてばかりいた。

しかし先月27日の午後4時半頃、新しい家族の一員となったばかりのジャスパーに悲劇が襲った。いつも通りミシェルさんの近くにいたジャスパーだったが、裏庭に興味を持ち走り出していった。ミシェルさんの目の届かない場所で遊んでいたジャスパーは、突然大きな鳴き声を出したという。ミシェルさんが様子を見に行くと、カーペットニシキヘビに襲われているジャスパーの姿がそこにあった。

裏庭に設置していた監視カメラがその瞬間を捉えており、裏庭を歩き回っていたジャスパーが茂みに近づくと突然ヘビが飛び出して襲いかかり、一瞬にしてジャスパーの体に巻きついていた。なんとか逃げようとするが、その場に倒れて動けなくなってしまったジャスパーの姿も映っている。

ミシェルさんは当時のことについて、このように振り返った。

「普段はあまり吠えない子なので、大きな鳴き声に何があったのかと思いました。ヘビが巻きついたジャスパーを見た時は叫んでしまいパニックになりましたが、近くにあったクリスマスのラッピングペーパーの筒を持って、無我夢中でヘビを叩いて追い払おうとしました。なかなか離れないのでヘビを直接掴んでジャスパーごと振り回すと、ようやく引き離すことができたのです。」


ジャスパーはヘビに左耳を噛まれ肺挫傷を負ったが、幸いにも軽傷で済んだ。ミシェルさんと共にジャスパーの救出を試みた娘のミカエラさん(Mikaela)は「本当に緊迫した状況で、ヘビがジャスパーに巻きついていた時間がとても長く感じました。アドレナリンが出て、ジャスパーを助け出そうと必死でしたよ。ジャスパーが無事で本当に良かったです」と話している。

オーストラリアでは、カーペットニシキヘビが民家に出没するケースも多々ある。体長11フィート(約3.3メートル)にまで成長するこのヘビは、主に小さな哺乳類や鳥、爬虫類をエサにするという。ミシェルさんがヘビに襲われたジャスパーに気づくのが遅れていたら、手遅れだったかもしれない。



画像は『7NEWS Sydney 2020年12月1日付Facebook「A Queensland woman is urging pet owners to watch out for snakes after her nine-week-old puppy was choked by a carpet python in her backyard.」』『Mirror 2020年12月1日付「Dog owner hits python with Christmas wrapping paper as it chokes nine-week-old puppy」(Image: Wolf Hope/Youtube)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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