伝統工芸「水引」を用いたクリスマスツリー、先端技術でインタラクティブに光る

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2020年12月05日 07:01  Techable

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株式会社博報堂プロダクツは、ソーシャルディスタンスを保ちながらインタラクティブな体験を提供するクリスマスツリーを制作。11月18日〜12月25日まで開催されているJPタワー商業施設「KITTE」でのクリスマスイベント「WHITE KITTE」にて展示されている。

このツリーは1000個以上の「水引」で作られ、ツリーを光らせるためのLEDには光の制御システムを実装。伝統工芸品と現代のテクノロジーの融合によりイベントを盛り上げていく。
来館者の位置を把握して光る「KITTE」の施設コンセプトである「にっぽんらしさと、あたらしさを。」を体現したこのクリスマスツリーは、職人の手によって球型に編まれた水引と、クリエイティブ×テクノロジー専門組織「ウラワザ」が独自開発した光の制御システムにより、光が立体的に動く躍動感が魅力のひとつ。

そんな光りの演出のなかで最も斬新なのは、インタラクティブな演出だろう。

床面に設置されたサークルを人が踏むと、ツリーが連動して光る仕掛けがある。これは、会場内の2箇所に設置されたレーザーレンジファインダーにより、来館者の位置情報を把握することで実現した演出だ。

また、16個ある床面のサークルはそれぞれ1.5メートル間隔で配置されており、インタラクティブな光の演出を楽しむと同時に、ソーシャルディスタンスを確保できる設計になっている。
音楽と連動するプログラムも17:10から21:10まで30分ごとに約5分間行われるイルミネーションプログラムでは、クリスマスツリーと床面のサークル、周囲に設置された4台のサイネージがクリスマスソングに合わせて連動し、光が水平方向・垂直方向などへ動く。

『レット・イット・ゴー 〜ありのままで〜』や『白い恋人達』、『メリクリ』など有名なクリスマスソングが流れ、曲ごとにさまざまなバリエーションの演出があるとのこと。

なお、12月18日のイルミネーションプログラム19時40分の回では、May J.さんのスペシャルクリスマスライブ映像(雪の華ver)と合わせたプログラムを展開するようだ。

PR TIMES

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