バルサ会長代行、メッシ売却を巡る指揮官からの苦言に弁解「計算をしただけ」
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2020年12月05日 11:58 サッカーキング
バルセロナの会長代行を務めるカルラス・トゥスケッツ氏とロナルド・クーマン監督が論戦を展開している。スペイン紙『マルカ』が伝えている。
クーマン監督はトゥスケッツ氏の「私なら夏の移籍市場でメッシを売っていただろう」という発言に対して、「クラブ外部からの発言を制御することはできないが、内部からは別だ。私たちが仕事する中で必要な安心感を奪う発言だね」と批判。さらに「彼の将来について決める必要がある人がいるなら、それはレオ自身だ」とコメントしている。
しかしこのクーマン監督の発言を受けてトゥスケッツ氏は「メッシを売却するとは言っていない。経済的には彼が去ることはクラブにとって良いことだと言ったまでだ」とあくまでも経済的な観点であることを強調。「必要があるなら、クーマンに私が言ったことを誤解していると伝えるさ。私はただ数学上の計算をやっていただけなのだからね」と個人的な計算であることを示し、「メッシがクラブのために生み出すものについては費用を払うが、バルセロナはただ一人に依存しているわけではない」と付け加えている。
今夏クラブに混乱を巻き起こしたメッシの退団騒動。現在でもこの話題についてはクラブ内では緊張感が消えていないようだ。
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