エリザベス女王の愛犬“バルカン”が天国へ ロイヤルドッグは1匹に

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2020年12月05日 17:02  Techinsight Japan

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エリザベス女王の愛犬が天国へ旅立つ(画像は『The Royal Family 2020年11月8日付Instagram「“May the memory of their sacrifice and bravery remain with us always.”」』のスクリーンショット)
エリザベス女王(94)の愛犬“バルカン(Vulcan)”が、天国へ旅立ったことが明らかになった。バルカンはダックスフントとウェルシュ・コーギー・ペンブロークの交雑種ドーギー(Dorgi)の雄犬で、高齢のためにウィンザー城で息を引き取ったという。バルカンの死後、女王のもとに残ったロイヤルドッグはドーギーの“キャンディ”1匹となった。女王は自身の年齢を考慮し、2015年に犬のブリーディングを止める決断を下している。『The Sun』などが報じた。

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エリザベス女王の愛犬バルカンが、数週間前に天国へ旅立ったことが明らかになった。バルカンは女王の愛犬ウェルシュ・コーギー・ペンブローク(以下、コーギー)の1匹と、女王の妹マーガレット王女のミニチュア・ダックスフント“ピプキン(Pipkin)”との間に誕生したドーギーという犬種である。2007年から女王の傍にいたことが知られており、少なくとも13歳を超えている。高齢のためウィンザー城で安らかに息を引き取ったバルカンは、城の敷地内に埋葬されたもようだ。王室の情報筋は、女王が「愛犬を失ったことに心を痛めていることは明らかです」と『The Sun』に話した。

エリザベス女王は18歳の誕生日プレゼントとして迎えたコーギーの“スーザン(Susan)”を飼い始めて以来、スーザンの子孫にあたるコーギーやドーギーを30匹以上飼ってきた。2015年には自分自身が亡くなった後に何も残したくないとの理由から、今後はブリーディングをしないという決断を下したと報じられた。


2016年4月に90歳を迎えたエリザベス女王は、米誌『Vanity Fair』夏号の表紙を4匹の愛犬と共に飾った。米写真家アニー・リーボヴィッツ氏が撮影した写真は、女王の隣にコーギーの“ホリー(Holly)”が座り、足元ではコーギーの“ウィロー(Willow)”、ドーギーのバルカンと“キャンディ(Candy)”の3匹が仲良く座る微笑ましい様子だ。女王が抱いていたホリーは、同年秋に13歳でこの世を去った。


2018年4月には、スーザンの血を引く14代目コーギーのウィローが、がんを患ったため14歳で安楽死した。その半年後の10月、コーギーとして最後のロイヤルドッグとなった“ウィスパー(Wisper)”が12歳で天国へと召された。そしてバルカンが他界した今、エリザベス女王のもとに残ったのは、バルカンと同じドーギーの“キャンディ”1匹となってしまった。

11月下旬にはウィリアム王子とキャサリン妃の公式SNSが、王子一家の9年来の愛犬だったイングリッシュ・コッカー・スパニエルの雄犬“ルポ(Lupo)”が天国へと旅立ったことを報告したばかりだった。

画像は『The Royal Family 2020年11月8日付Instagram「“May the memory of their sacrifice and bravery remain with us always.”」、2020年4月17日付Instagram「Today we are marking National Pet Month.」、2016年5月31日付Instagram「A new photograph of The Queen at home at Windsor Castle, taken by Annie Leibovitz, will feature in @VanityFair in celebration of #Queenat90」、2016年4月21日付Instagram「The Queen is 90!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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