眞子さま「結婚」で宮内庁に抗議殺到!先輩「皇女」たちは幸せな人生を送ったのか?

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2020年12月06日 11:30  AERA dot.

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写真婚約が内定し、記者会見する眞子さまと小室圭さん=2017年9月3日、東京・元赤坂(C)朝日新聞社
婚約が内定し、記者会見する眞子さまと小室圭さん=2017年9月3日、東京・元赤坂(C)朝日新聞社
 宮内庁に抗議の電話が鳴りやまない。
「結婚するならば、一時金を辞退なさるべきでは」「民間人のために、税金を使うのはいかがなものか」「結婚にはどうしても納得できない」

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 秋篠宮家の長女・眞子さま(29)がお気持ち文書を公表した日から、関連ニュースが流れるたびに宮内庁の電話は朝から忙しい。熱量の高さは皇室への思いの深さとはいえ、「参った……」と弱音を吐く職員も少なくない。

 そうしたなか注目されているのが、政府が「皇女」制度の創設を検討している、という報道だ。いまの皇室メンバーは18人。30代以下の若い皇族は7人で、悠仁さま以外はすべて未婚の女性だ。「女性宮家」創設案が結婚後も皇族として皇室にとどまるのに対して、「皇女」案は結婚して皇室を離れながらも特別職の国家公務員として「皇女」という呼称をおくり、公務を続けてもらうものだ。

 想定する対象は、天皇陛下の長女・愛子さま。眞子さまと妹・佳子さまの内親王にあたる3人だ。もちろん皇女候補の筆頭は婚約延期中の眞子さまだが、結婚自体への反発が強いなか、「皇女第1号」として輝かしいスタートを切ることができるのか、先行きは不透明だ。

 そもそも結婚生活がどうなるのか。たとえば、タレントの小島慶子さんも「眞子さまは結婚に失敗する自由と権利がある」などと発言を繰り返しているように、「ダメだったら離婚すればいい」という大胆な意見は意外に多い。

 というのも、民間に出て苦労を重ねる皇女や皇族女性の存在は、そう珍しいことではないからだ。4人の女性について振り返ってみたい。

■日本最古の旧家同士の慶事の行方/千家典子さん(32)

 2019年12月、高円宮家の三女・守谷絢子さん(30)が男児を出産した。高円宮家の当主、久子さまにとっては初孫の誕生だ。

 明るいニュースに顔がほころぶ一方で、気になるのは、日本最古の旧家同士の慶事と祝福された高円宮家の次女・典子さんと出雲大社の宮司の長男・千家国麿さんとの結婚生活だ。

 新型コロナウイルスの感染が広がる直前の20年2月、東京ドーム(東京都文京区)で開催された「世界らん展2020−花と緑の祭典−」を両陛下と久子さまが鑑賞した。そこには、典子さんが同行していた。

 「典子さんは、この展覧会の実行委員会名誉顧問という肩書を持っていらしたようです。それにしてもまた、出雲を留守にして東京に戻っているのか、と思いました」

 と話すのは、居合わせたメディア関係者だ。

 14年の結婚から間もない時期。「宮司の妻」という将来に備え、島根県・出雲で過ごしているはずの典子さんが、頻繁に帰京している、という話が出回った。

「典子さんが出雲になじめないようだ」といった話から、「離婚」や「別居」のうわさまで流れた。実際、16年の三笠宮崇仁親王の本葬にあたる「斂葬(れんそう)の儀」の参列は典子さんのみ。翌17年に行われた高円宮憲仁さまの15年の墓所祭で目頭をおさえる典子さんを支えたのは、義母の礼子さんだった。

 この時期、千家家と親しい人物からは「国麿さんは精神的に参ってしまっている」という話も漏れてきた。ただ、典子さんと嫁ぎ先の関係は悪くはないようで、典子さんはなれ初めなどを楽しげに話す場面もあったという。

「千家家は、憲仁さまのご縁で、尊祐宮司が高円宮家を経済的なことはもちろん、あらゆる面で支援してきた」(神社本庁関係者)
 家を背負った婚姻であるのは、神社界では有名な話だ。お世継ぎ問題はどうか。

「出雲大社は直系だけで続いた家ではありません。親族にも優秀な人材はそろっていますから、お2人の間に子どもがいなくとも大きな問題にはならないでしょう」

 出雲大社の祭神は“縁結び”の神さまだけに、明るい未来を期待したいものだ。

■夫はガス中毒死、自宅に強盗、悲劇の皇女/鷹司和子さん(享年59)

 幸薄い皇女と呼ばれたのが昭和天皇の三女・鷹司和子さん(孝宮)だ。

 お相手は摂政や関白を務めた五摂家のひとつ、鷹司家の平通さん。戦後初めての女性皇族の結婚であり、華族制度の廃止によって「平民への初の嫁入り」と騒がれた。結婚式では三笠宮さまが、双方の名前をとって「平和結婚」とスピーチした。

 だが、第1子は死産し、そのあと子宝には恵まれず、1966年には平通さんが銀座のママの自宅でガス中毒死する。その2年後、強盗に遭う。自宅の台所に包丁を持った男が侵入。口をふさがれ、けがを負ったが、自力で玄関まで逃げた。事件を機に、赤坂御用地内の古い木造平屋の乳人官舎に移り、伊勢神宮の祭主を務めながらひっそりと暮らした。

 晩年は乳がんが全身に転移して闘病生活を送るものの、弱音を吐くことはなかった。89年5月、59歳の若さで息を引き取った。

 ■皇女の動物園の危機に立ち上がる岡山市民/池田厚子さん(89)

 ツキノワグマやライオンなどが入る動物舎はひどく老朽化し、檻(おり)はさびだらけだ。檻の前には「1年分の餌代」の説明書きがあった。岡山市の市街地の北に位置するこの池田動物園は、昭和天皇の四女・池田厚子さん(順宮)が園長を務める。

 厚子さんは21歳だった1952年、皇女から「牧場夫人」へと転身した。お相手は旧備前岡山藩主・旧侯爵家の16代当主、池田隆政さん。隆政さんは学習院高等科卒業後、岡山で牧場を経営し、家畜改良などに打ち込んだ。

 結婚を機に動物園を開園。新居は敷地内のフラミンゴの池のそばに建てられ、観光客が「厚子さんと一緒に写真を」と玄関先で頼み込む光景も。厚子さんは自ら園内を清掃することもあった。その姿を見た地元民から「皇女が草むしりか」とうさわをされながらも、努力のかいもあって87年度の入場者は18万人超を記録した。

 厚子さん自身は30代で敗血症を患って長期入院した時期もあったが、奉仕活動をする国際ソロプチミストに参加するなど地元に溶け込んだ。

 88年からは、姉・鷹司和子さんのあとを受けて伊勢神宮の祭主となり、17年に黒田清子さんに引き継ぐまで務めた。

 一方で、平成に入ると園の経営は苦しくなった。2004年度の入場者は87年度の約半数にまで落ち込んだ。

 さらに今年は、コロナ禍による休園と入場者減が追い打ちをかけた。

「現在の累積赤字は2億4000万円前後でこれまでと変わりません。他から借金をしているわけではないので、大丈夫です」

 と園の担当者は話す。赤字分は池田夫妻が補てんしてきたというが、返済のめどは立っていない。市民が有志で「池田動物園をおうえんする会」を結成。寄付金を募り、公営化をめざして市に働きかけているが先は見えない。

 それでも昨年、動物園に新しい入場ゲートが完成。記念式典に池田厚子さんが姿を見せ、テープカットをするなど明るいニュースもあった。

 厚子さんはいまも園の敷地内にある自宅に住む。

「コロナで外出はされませんが、お元気です。たまに営業していないときは園内にもおいでになりますよ」(園の担当者)

 ■聡明(そうめい)さと人柄で皇女の王道を歩む/黒田清子さん(51)

 聡明さと穏やかな人柄から、政府で「女性宮家」や「特別職の国家公務員」制度の創設議論が起きるたびに、「清子さんに民間から公務をサポートしてほしい」との声が絶えなかったのが、上皇夫妻の長女・黒田清子さん(51)だ。

 05年、東京都庁に勤めていた黒田慶樹さんと結婚。豊島区にコンシェルジュ付きの高級マンションを2人の共同名義で購入。支払いも折半で、清子さんは一括で支払う半面、黒田さんはローンを組むなど夫妻らしい堅実さをにじませた。

 清子さんは伊勢神宮祭主として兄である令和の天皇を支えつつ、鳥類学者としての研究も続け、夫と平穏な日々を送る。優等生的“元皇女ライフ”を送る一人である。

 昨年、令和の新天皇が即位の礼と大嘗祭(だいじょうさい)を終えたことを伊勢に報告する「親謁(しんえつ)の儀」の際は、伊勢神宮祭主として兄夫婦を出迎え、儀式を支えた。

 三重県にある伊勢神宮の祭主は、古代から天皇家の女性が務めるのが習わし。17年に、昭和天皇の皇女だった池田厚子さんから神宮祭主を受け継いだ。

 祭主は、天皇の代理として伊勢神宮に赴き、10月の神嘗祭など毎年、五つの大祭をつかさどる重要な役目を担う。東京と伊勢を行き来する生活だ。

 鳥類学者としての顔も健在だ。いまは玉川大学教育博物館で外来研究員として勤務。昨年は、東京芸術劇場(東京都豊島区)で開催された特別展「ジョン・グールドの鳥類図譜」を企画した。会期中のパネルディスカッションでは、パネリストとして参加し、独自の見解を述べるなど、上皇さま譲りの学者としての一面をのぞかせた。上皇ご夫妻を案内するほほえましい場面もあった。

「黒田さんは、月に3回ほど、研究のために通っています。新型コロナで博物館も閉鎖されていましたがこの秋からは、勤務も再開なさっています」(同博物館担当者)

 結婚前に研究員として勤務した山階鳥類研究所でも研究を続け、論文も執筆している。

 皇女時代から、気取らない人柄だった。バードウォッチング時は、兄の秋篠宮さまらのお下がりのジャンパーを着て、皇居の庭で双眼鏡を握りしめていた。いまも、ズボンにジャンパーやパーカーをはおり、首には双眼鏡、がウォッチング時の定番スタイル。皇居で観察し、そのままご両親の住む御所に寄ることもあったという。

 気さくな人柄は近所のスーパーの買い物客の目撃談からも伝わる。

「パンコーナーで4枚切りの食パンに同時に手を伸ばした女性の顔を見たら、黒田清子さん。ビックリしました」(50代女性)

 清子さんは、京都の帆布カバンのエコバッグを手に、デニムのパンツ姿という質素ながらも品のいいスタイルであった。

 眞子さまに待ち受けている結婚後の未来も、どうか穏やかな人生であってほしい。 (本誌・永井貴子)

※週刊朝日オンライン限定記事

このニュースに関するつぶやき

  • 好きなようにさせれば良いじゃん、結婚も離婚も経験すれば少しは人生についても考えるだろうし、関係ない連中が騒いでも仕方ない。たった1億チョイでギャー泣きはみっともない
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  • �����Ǥ�������(^q^)�����Ǥ�������朝敵小室
    • イイネ!21
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