ヤクルト退団の近藤がお別れメッセージ つば九郎「なんとかしたいね。つばくろううごきます」

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2020年12月06日 16:02  ベースボールキング

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ヤクルト・近藤一樹
◆ ファン感配信“つばくろうch”でメッセージ託す

 ヤクルトは6日、神宮球場にてファン感謝イベント『ファン感謝DAY2020』を開催。ニコニコ動画にて『つばくろうきゃめらをとめるな!〜2020〜 presented by めちゃコミック@東京ヤクルトスワローズ ファン感謝DAY2020』のMCを努めた江花正直ブルペンキャッチャー(43)が、今季限りで自由契約となった近藤一樹投手(37)のメッセージを伝えた。

 11月2日に球団より自由契約の旨が公表された近藤は、前日まで戸田の球団施設で練習を行っていたとのことで、江花ブルペン捕手は直接受け取ったテキストメッセージを代読した。

「こんにちは。近藤一樹です。約5年、ヤクルトスワローズのユニフォームを着れて最高の時間でした。ありがとうございました。良いときも悪いときも…悪いが多かったですけど、いつもかわらず応援していただき、本当にありがとうございました。ひとつやり残したこと。神宮のお立ち台ではじめましての挨拶ができなかったことです。てことは、お別れの挨拶はないのか、とも思っています。とりあえず、今回でヤクルトスワローズのプレーヤーとしてユニフォームは寂しいですが着れません。明日以降、続きのお話になるか、終わりのお話になるか、僕もわかりませんが、いつもどおりの呼吸でやっていきます」

 江花ブルペン捕手は「一時間半くらいずっと喋ってた」と、前日に戸田の球団寮で交わした近藤とのやり取りを振り返りながら、今回メッセージを託された背景を語った。

 その言葉を隣でじっと聞いていた球団マスコットのつば九郎はペンを走らせ「つばくろうへのことばは?」とスケッチブックに一言。残念ながらココにつば九郎への思いは綴られていなかったものの、「なんとかしたいね。つばくろううごきます」と、最後は現役続行を目指す近藤が置かれている状況を思いやるメッセージを綴った。

 近藤は日大三高から2001年ドラフト7位で近鉄に入団した右腕で、2016年途中からヤクルトに加入。移籍2年目の2017年から3年連続で50試合以上に登板し、2018年には最優秀中継ぎのタイトルを獲得した。

 30歳を越えてから新天地で輝きを取り戻し、燕ブルペンの一角として大車輪の活躍を見せてきたが、今季は20試合登板にとどまりファームで過ごす時間が増加。11月に入り球団から自由契約の旨が公表されていた。

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