カミラ夫人、ドラマ『ザ・クラウン』配信後に悪質コメントが殺到　ツイッターはコメント欄を制限

Netflixのドラマ『ザ・クラウン』シーズン4の配信開始後、カミラ夫人（73）に対するネガティブなコメントがSNSで続出した。今シーズンではチャールズ皇太子（72）とダイアナ妃、そしてカミラ夫人の関係が描かれており、多くの場面がフィクションであるにもかかわらず皇太子夫妻のツイッターへ悪質なコメントが多数届いた。その結果、ツイッターのコメント欄が制限されることとなった。

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人気ドラマ『ザ・クラウン』シーズン4のファンは、ドラマで描かれているチャールズ皇太子とカミラ夫人や王室によるダイアナ妃への扱い方に激怒しているようだ。今シーズンでは、チャールズ皇太子とダイアナの初期のロマンスから、皇太子とカミラ夫人が不倫関係を続けたことなどが描かれている。

ピーター・モーガン氏の原作・脚本による『ザ・クラウン』は歴史的な出来事をベースにした物語で、フィクションの場面も多数登場する。しかしこういったシーンから影響を受けた視聴者が怒りを露わにし、チャールズ皇太子とカミラ夫人の公式ツイッターにネガティブなコメントが殺到したのだ。特にカミラ夫人が悪質な荒らしのターゲットになったという。

これらが「侮辱的なコメントを許可しない」とう王室のソーシャルメディアのガイドラインを破ったため、コメント欄を制限する結果となった。現在はアカウントをフォローしている人かツイート内で2人が取り上げた人だけが返信可能となっている。


英時間11月25日、ダイアナ妃の弟チャールズ・スペンサー氏は英ITV放送の朝番組『Lorraine』にリモート出演し、『ザ・クラウン』の視聴者は単なるドラマ化ではなく、本当の出来事として捉えるのではとの懸念を示していた。

「もし『ザ・クラウン』の各エピソードの冒頭で、“これは真実ではありませんが、いくつかの実際に起きた出来事をもとにしたものです”と書かれていれば、変わっていたと思うのです。」


「そうすれば、誰もがこれはドラマとしての脚色だと納得するのではないでしょうか。Netflixが大金を稼ぎたいのは明らかだし、だからこそ彼らはこういったものを作って商売をするのです。私は人々がこの物語を絶対的な真実だと思っているのではと心配しています。不公平ですよ。」

画像は『Clarence House　2020年11月5日付Instagram「Following the transfer of the role of Colonel-in-Chief of The Rifles from The Duke of Edinburgh to The Duchess of Cornwall, a new official portrait of Her Royal Highness has been released.」、2020年7月29日付Instagram「From flowers, to ice cream… to eagles!」』『Netflix UK ＆ Ireland　2020年9月29日付Instagram「it’s time. here’s your first look at Gillian Anderson as Margaret Thatcher and Emma Corrin as Princess Diana in s4 of The Crown.」』『Lorraine　2020年11月25日付Twitter「‘Is it fair for people to be destroyed in that way?　I don’t think so.’」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　寺前郁美）