多くの生徒から同じような声を耳にしたLS18 rocksの音楽ディレクター、ジョニー・ハンさん(Jonnie Khan)は「若い子達は1980年のヒットソング『There’s No One Quite Like Grandma』を聴いたことがないけれど、何かアッと驚くものができるのではないかという提案があったんです。そこで私達は、上手く歌詞を書けるか生徒達に課題を出してみました。するとアビーが皆の気持ちをうまく表現した歌詞を思いつき、ジミー・ノース君(Jimmy North、14)が手を加えて完成させたのです」と企画の経緯を明かした。
原曲は英北西部グレーター・マンチェスターのストックポートで活動していた聖ウィニフレッドの小学校の合唱団(St Winifred's School Choir)が歌ったもので、当時の英ヒットチャートではジョン・レノンの『Happy Xmas(War Is Over)』を抑えてナンバーワンに躍り出た。アビーちゃんはアレンジされたこの曲に「おばあちゃん達のハグが恋しいよ。クリスマスには会えたらいいな」などの歌詞をつけ、寂しさを綴った。
今回の曲『Virtual Hugs(There’s No One Quite Like Grandma)』は今月1日にYouTubeにアップされ、今月11日にはSpotify、iTunes、Apple Musicなどで公式に配信される予定だ。楽曲の配信により発生した利益は、孤独と闘う高齢者の支援を行うチャリティ団体に寄付されるという。
画像は『Mirror 2020年12月4日付「Kids missing grandparents sing Christmas hit ‘There’s No One Quite Like Grandma’」』『Daily Express 2020年11月25日付「Rock school kids’ ‘Virtual Hugs’ to cheer Granny in festive lockdown」(Image: LS18 Rocks)』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 iruy)