リーグ連覇に大きく貢献した巨人・中川皓太

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2020年12月15日 08:12  ベースボールキング

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巨人・中川皓太 (C) Kyodo News
昨季67試合に登板して防御率2.37の成績を残した巨人の中川皓太は、今季もセットアッパー、クローザーにフル回転した。

 シーズン終盤に一軍登録を抹消された時期はあったが、37試合に登板して2勝1敗15ホールド6セーブ、防御率1.00と抜群の安定感を誇った。7月28日のDeNA戦から9月8日の中日戦にかけて14試合連続無失点に抑えた。

 7月18日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA−巨人戦』で解説を務めた井端弘和氏は、同日の中川の投球について「球種が少ないぶん外からボール気味からストライクに曲げてくるスライダーだったり、インコース、アウトコースストレート、さらにインコースに膝元に曲がるスライダーと、1つの球種で外から外、内にとコーナーに投げ分けているあたりが、良い投球だったと思いますね」と絶賛していた。

 さらに1回1/3をパーフェクトリリーフに抑え今季初勝利を挙げた8月13日のヤクルト戦の投球に、同日解説を務めた若松勉氏は「今年は抑えて当然というようなピッチングですよね。それと今年は非常にまっすぐが多いでですよね」と振り返った。

 リーグ2連覇に大きく貢献し、巨人のリリーフ陣には欠かせない存在となった中川。来季も大車輪の活躍を見せて欲しいところだ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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