冬の夜は不安になりやすい？心が落ち着く寝る前習慣3つ

不安で眠れない時や、嫌な出来事を思い出してしまう夜は誰にでもあります。ミニマムリッチコンサルタントの筆者が、心が落ち着く寝る前習慣をご紹介します。

■ジャッジしない

ベッドに入り目を閉じて、目の前に大きな海があると想像します。波打ち際に立って、打ち寄せる波を見ている時、「あれは、良い波」「これは、悪い波」と決めたりはしませんよね。

同じように、私たちの心の中に毎日打ち寄せてくる「感情という波」を、「良い」「悪い」とジャッジすることをやめましょう。打ち寄せては消えていく波のようにいずれ感情は消えていきますから、心穏やかに、ただ波を見つめます。

ヨガのレッスンで習った「ボディスキャン」を眠る前に行います。やり方は、ベッドに入り、自分の身体に感謝をしながら”お疲れさま”という気持ちを込めて、「額、こめかみ、眉、目、頬、耳、鼻、口、顎、首……」と上から順番に足の裏まで、身体の各部位ひとつひとつのパーツに神経を集中させて意識を移動していきます。

自分の身体や自分自身のことを大切にできる習慣です。

ある女性は携帯電話の待ち受け画面に、「What’s next？（次は何をしようか？）」と表示していました。昼休みや移動時間に見ると、思考が整理されるということでした。

不安に囚われてしまう時は、不安よりも希望を大きくすることが大切です。「明日は何をしようか？」と寝る前の自分に問いかけることは、希望の芽が大きく育つきっかけとなります。

「セリフコンパッション＝自分に対しての思いやり」という言葉があります。小さい頃から、私たちは他者を思いやりましょうと教えられてきますが、自分への思いやりを忘れてしまうと他者を思いやることはむずかしくなります。眠りにつく前は、今日も頑張った自分への思いやりの言葉をかけてあげてくださいね。

※ミニマムリッチ＝「上質なものを少しだけ」の意味です。日常の中での意識を少し上質に変えるだけで豊かになれます。