解説陣も絶賛した巨人・中島の打撃フォーム

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2020年12月16日 08:14  ベースボールキング

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巨人・中島選手=東京ドーム
巨人移籍1年目の昨季は43試合に出場して、打率.148、1本塁打、5打点と精彩を欠いた中島宏之。

 打撃フォームを変更し挑んだ2年目の今季は、オープン戦で打率.351をマークすると、練習試合でも猛アピール。6月19日の阪神との開幕戦に『6番・一塁』でスタメン出場すると、マルチ安打をマークした。同日に中継されたニッポン放送ショウアップナイターで解説を務めた江本孟紀氏は「中島も今年打てているのは、力が抜けていますよ。野村さんがよく言っていたことですけど、どれだけ力を抜くか。今の打ち方は体勢が崩れていますけど、力んだたら今のは打てていないです。力が抜けているから体勢が崩れてもバットがスムーズに出て芯に当たってヒットになっている」と分析した。

 さらに江本氏は中島の打撃フォームに「もともとセンスが良いんですけど、肘を上げてアメリカの選手が打つみたいな格好をしていて、全然打てなかった。悪かった時に比べたらフォームはだいぶ安定してきて、バットの位置も低くなってヒットも出ていましたからね」と評価した。

 打撃フォームについては7月4日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 巨人−中日戦』で解説を務めた川相昌弘氏も、「構えが楽になりましたよね。バットの出が非常によくなった印象がありますね」と話していた。

 さらに3安打2打点の活躍を見せた8月1日の広島戦で解説を務めた井端弘和氏は「下半身の粘りも出てきたのかなと思います。年齢も30後半になってきたので、うまく休ませながらなので、結果を残せますよね。体が元気ならある程度結果を残せると思います」と太鼓判を押した。

 中島は8月(.362)、9月(.338)、11月(.375)は月間打率が3割を超えるなど、今季は規定打席に届かなかったが、打率.297、7本塁打、29打点と復活を果たした。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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  • なお、パワーが明らかに足りんからフェンス際で打球がお辞儀します(笑)
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