内野手登録も外野で好守備を連発した巨人・若林

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2020年12月18日 08:10  ベースボールキング

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2回広島二死、堂林の飛球を好捕する巨人の左翼手若林=東京ドーム(C) Kyodo News
◆ 粘りの打撃

 巨人の若林晃弘は3年目の今季、76試合に出場し、打率.247、2本塁打、14打点、2盗塁と試合数、本塁打、打点、盗塁と前年よりも成績を落としたものの、インパクトのある働きを見せた。

 2試合連続でセカンドでスタメン出場した8月29日の中日戦、0−1の2回一死一、二塁の第1打席、中日の先発・ロドリゲスから粘りに粘って7球目の変化球をセンター前に弾き返す安打でチャンスを広げた。

 この打撃に同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 巨人−中日戦』で解説を務めた川相昌弘氏は、「外からのスライダーだと思うんですけど、強振しないでミートを心がけて、うまく手首を返さないで素直に打ち返しましたね」と評価。

 さらに10月23日の阪神戦、左打席で西勇輝から適時打を含む2安打を放つと、翌24日は右打席で左の高橋遥人から第1打席にインサイドのカットボールをレフト前に運ぶ安打。さらに7回の第3打席には、右のエドワーズからセンター前に安打を放ち、2試合連続でマルチ安打を達成した。

 24日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−阪神戦』で解説を務めた川相氏は「昨日(23日)も左打席でヒットを打ちましたし、どちらかというとインサイドのさばきが意外とうまいバッターですよね」と話した。

◆ 内野手登録も

 内野手登録ではあったが、外野の守備でも躍動した。

 10月14日の広島戦では、レフトでスタメン出場し、2回に堂林翔太が放ったレフト方向への鋭い当たりをダイビングキャッチ。ヒット性の当たりをキャッチしアウトにした。

 この守備に10月14日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−広島戦』で解説を務めた井端弘和氏は「打った瞬間二塁打だと思ったんですけど、よく思いきって飛び込みましたね。今のはファインプレーですね」と絶賛した。

 10月23日の阪神戦でも、中谷将大が放ったレフトフェンス際の打球をジャンピングキャッチの好捕。同日ショウアップナイターで解説を務めた佐々木主浩氏は「フェンスを怖がらず、素晴らしいプレーですよね。今日も打っていますし、打つ方でもだいぶ良くなりましたからね」と話していた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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