夜間移動経て30トン車体吊り上げ… メットライフドームに鉄道車両設置

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2020年12月20日 11:42  ベースボールキング

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メットライフドームのトレイン広場に設置される鉄道車両
◆ トレイン広場にトレイン到着!

 西武の本拠地・メットライフドームでは、2021年3月のグランドオープンに向けた工事が日々進行中。12月に入ってから整備されたトレイン広場に、ついに本物の鉄道車両がやってきた。

 今回トレイン広場に設置された車両は、1980年から40年間走り続け、今年11月に現役を引退したばかりの西武鉄道101系車両。18日深夜に埼玉県横瀬町の西武鉄道横瀬車両基地を出発し、約100kmの道のりを経てメットライフドームに搬入されると、翌19日に総重量30トンの車体をクレーンで吊り上げ、トレイン広場に敷設されたレール上に無事“到着”した。

 今後は車体にライオンズカラーのラッピングをするほか、ドーム内の大型ビジョン『Lビジョン』の映像や場内の音響・照明と連動した演出を実現するための設備工事を行い、2021年3月にオープンする予定とのこと。

 ルーキーイヤーに『L-train』のお披露目イベントに参加していた源田壮亮主将は「あの時は車掌の格好をさせていただきましたが、この電車は中にも入れるということで、ぜひ今度は運転士の格好で写真を撮りたいですね(笑)。チームが勝利した時にはさまざまな演出が見られるということですので、たくさんの勝利を皆さまにお届けできたらと思います!」と球団を通じてコメントした。

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