KDDIが5Gなど先端技術を活用した地域デジタル変革を推進!

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2020年12月21日 22:40  FUTURUS

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FUTURUS(フトゥールス)

地方創生についてはさまざまな視点から施策が試みられている。

特にDX(デジタルトランスフォーメーション)という視点は注目を集めているが、今回はKDDI株式会社が5Gなど先端技術を活用した地域課題解決に向け、福島県磐梯町と包括的連携協定を締結したことについて見ていく。

締結の背景

本内容は2020年12月21日に締結された。福島県磐梯町は「デジタル変革戦略室」を設けるなど、DX化を積極的に行っていく方針であり、今回の取り組みについてもその流れの中で実施に至っている。磐梯町の抱えている課題感と、今回の協定については以下のように述べられている。

磐梯町では、「共創協働のまちづくり」を目指し、委員会のオンライン開催などデジタル変革を積極的に推進している一方、町民と職員のデジタルリテラシーの向上や業務のICT化における環境整備が求められています。

両者は本協定を通じて、KDDIの共創パートナー企業と連携を図りながら、地域主体の地方創生を推進していきます。

KDDI株式会社及びその共創パートナー企業は、ネットワークに関するサービス・デバイスなどそれぞれ機能を有しており、デジタル変革のベースとなる環境の整備について推進されていくことだろう。

協定内容

協定内容に関しては、地域特有の個別事象への対策、人財の育成、そしてオンラインを通じた場の創出があげられている。

まず地域課題に対する解決については、以下3点があげられている。

先端技術を活用した地域課題の解決

・5Gを活用した磐梯町庁内デジタル変革の支援

・IoTを活用した鳥獣害対策の検討/推進

・道路管理/除雪対策のICT化の検討/推進

現在注目を集める5Gを活用し、デジタルリテラシーの向上や情報のデータ化を促進していく。その他、鳥獣害、道路管理や除雪など地域のオフライン上の課題についても、テクノロジーを活用した対策について実施検討を行うとのことだ。

KDDIでは全国各地で実証実験を行っており、テクノロジー活用による地域課題解決にも積極的なため、本取り組みでの効果についても注目してみていきたい。

その他、整備したオンライン環境をもとに人財教育領域の提供や、オンライン上での交流機会という場の創出などを展開していくようだ。

まずはデジタルの環境を整えていく、という領域から始まる協定だが、その後の場づくりなどを通じた取り組みの加速により、磐梯町の魅力が多くの人に広がっていくことを望みつつ、今後もこのような地域課題解決の取り組みについて取り上げていきたい。

終わりに

今回はKDDIと福島県磐梯町との包括的連携協定締結の取り組みについて迫った。FUTURUS編集部では引き続き、「地方創生」について、様々な視点から追っていくつもりだ。

【参考・引用】

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このニュースに関するつぶやき

  • そんなことやるお金があるなら、複雑で分かりにくい料金プランをなんとかすることに使ってくれないかなぁ。
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