上空300メートルから落ちたiPhone 6s 無事に持ち主の元へ帰る(ブラジル)<動画あり>

0

2020年12月22日 10:32  Techinsight Japan

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Techinsight Japan

小窓からiPhoneで撮影していた男性(画像は『The Sun 2020年12月16日付「DROP TEST Man’s iPhone survives huge drop from plane - and records its terrifying plunge to Earth」(Credit: YouTube)』のスクリーンショット)
日常生活の中でさえスマートフォンを落とすのは悪夢とも言えるが、このほどブラジルの男性が乗っていた飛行機からiPhone 6sで外を撮影していたところ、風に飛ばされ機外へ落としてしまった。当時飛行機は上空300メートルを飛行しており、iPhoneの“生存”は絶望的と思われた。しかしアプリを使ってiPhoneを探し出したところ、多少傷が付いていたものの本体は無事で、中には落下時の様子が撮影された動画も残っていたという。『The Independent』などが伝えた。

【この記事の動画を見る】

ブラジルのドキュメンタリー映画制作者エルネスト・ガリオットさん(Ernesto Galiotto)は今月11日、小さな飛行機に乗ってブラジルのリオデジャネイロ、カボ・フリオの観光地ペロ・ビーチの上を飛んでいた。

エルネストさんは、操縦席の後ろの席に同乗者と座っていた。一眼レフカメラを2つも首にかけていたが動画を撮影したかったのか、iPhone 6sを取り出して小窓からそれを出すようにして外の風景を撮影し始めた。

最初は両手でiPhoneを持っていたが何かを指差すために左手を離した途端、iPhoneは強風に煽られてしまい、エルネストさんの右手から離れて吹き飛ばされてしまった。飛んで行った方向を目で追ったエルネストさんだったが、上空300メートルを飛行していたためiPhoneは遠くへ飛ばされてしまったようだ。


海に落ちず運よく地面に落下していれば回収できるかもしれないと思ったエルネストさんは、GPSでiPhoneを探すことができるアプリを使用してみた。するとiPhoneは地面に落ちているようなので、近くに行って探すことにした。

エルネストさんは当時のことを「アプリが示す場所を5分ほど歩くと、砂の上に画面が下向きになっているiPhoneを見つけたんです。砂に埋もれていましたが、太陽が反射していたのですぐに見つけることができました」と明かしている。海に落ちなかったのは奇跡に等しく、画面保護シートに小さい傷が付いた程度でiPhone本体は壊れていなかったという。

ちなみにiPhoneを落とす直前、エルネストさんは動画を撮影していたためiPhoneは動画撮影モードになっており、自由落下する様子も録画されていた。地面に落下するまでの時間はわずか15秒だったが、録画自体は1時間半ほど撮れていたそうだ。



画像は『The Sun 2020年12月16日付「DROP TEST Man’s iPhone survives huge drop from plane - and records its terrifying plunge to Earth」(Credit: YouTube)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

    前日のランキングへ

    ニュース設定