嵐・大みそかのスケジュール、2021年の活動、結婚……女性週刊誌が取り上げるラスト記事

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2020年12月23日 00:02  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 今年も年の瀬、年末の合併号の季節だ。コロナ感染拡大が続く異常な1年だったが、女性週刊誌でも一時は芸能ニュースが激減したり、また芸能人たちのコロナ感染やマスク着装の有無が話題に。そんな2020年最後の女性週刊誌ランキング! 来年は明るい芸能ニュースがたくさんあるといいなぁ。

第535回(12/17〜12/22発売号より)
1位「2021年嵐“結婚ドミノ”の衝撃!」他嵐の2つの特集記事(「週刊女性」1月5・12日合併号)
参照「『嵐の2021年』大追跡! 大野智 『リゾート経営 離島修業』松本潤『第二の嵐育成で役者封印』」(「女性自身」1月5・12日合併号)
参照「嵐 大晦日ライブを速報中継! 21年5人の活動スケジュール完全解説」(「女性セブン」1月7・14日合併号)
2位「アンジャッシュ渡部建 『不倫イジリ』はあったか『ガキ使』お蔵入りシーンを誌上中継する」(「女性セブン」1月7・14日合併号)
3位「集中連載 全裸俳優原田龍二の『人生反省。』第21回ゲスト三崎優太(青汁王子)」(「週刊女性」1月5・12日合併号)

 2020年、もっとも輝くはずだったのに、一転、かなり気の毒な存在となってしまったのが嵐だ。今年いっぱいで活動を休止するという“ラストイヤー”。5月には新国立競技場で華々しく行われるはずだった『アラフェス』だったが、新型コロナ感染拡大の中で中止。また、NHKの東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーターを務めるはずだったが、そもそも五輪自体がなしに。

 そんな嵐だったが、今年最後の女性週刊誌では3誌とも嵐ネタを扱っている。でも寂しい。だってジャニーズ大好き「女性自身」は21年のメンバーたちの活動を紹介しているが、どれもこれも、すでに語り尽くされたものばかりだから。いわく、櫻井翔はキャスター、二宮和也は役者、相葉雅紀はバラエティMC、松本潤は後輩育成、大野智はリゾート生活――。これを2頁で特集。みんな知ってます、という内容だ。

 同じく「女性セブン」では年末大みそかのスケジュールを紹介。20時からの配信ライブ、『NHK紅白歌合戦』出場、ジャニーズカウントダウンライブの出演有無などを記した上で、これまた来年の5人の今後を記事にしている。

 いずれも、以前から報道されている内容だ。嵐に関しては最後までコロナで不確定要素が多く、かつ、これといったネタもないんだろうね。活動最後の大みそかの動向と、来年からの活動、それだけ。でも、今年活動休止する嵐だ、今年最後の誌面で是が非でも取り上げなければ! との事情なのだろう。

 一方、すごかったのが「週刊女性」だ。なんと嵐特集を8頁! まず「あなたが選ぶ嵐のベストソングを教えてください!」という読者アンケートを実施、ジャニーズに詳しいライター・田幸和歌子氏の解説とともに、ベストソング20を発表、その解説などで4頁を割いている。また月イチ連載の「メンバーが見た嵐 光と闇」も連動させ、19年1月に行われた嵐活動休止会見の舞台裏を報じている。

 それによると会見当日、ファンクラブに向けての動画配信の際、大野は普段とは様子が違ったという。

「大野さんは普段あまりミスをしないのですが、このときは何度も言い間違えてしまったそうです。活動休止は、彼が休みたいと思ったことに端を発しました。自分の口からそのことをファンに説明して、理解してもらえるのかという“最後の不安”があったのではないでしょうか」(テレビ局関係者のコメント)

 大野の覚悟と緊張が伝わってくる。さらに驚くのが、今後の嵐の結婚事情について、21年は“結婚ドミノ”が起こると報じていることだ。

 その内容は衝撃的だ。まず櫻井が「週刊文春」(文藝春秋)で報じられた慶応大時代の同級生と、続いて相葉が17年に「FLASH」(光文社)で報じられた一般女性と結婚するというもの。それも来年2021年に、だ。櫻井はすでにお互いの両親の顔合わせも済ませているという。もし本当に実現すれば、5人のメンバーのうち3人が既婚者となる。ジャニーズの国民的アイドルが――。これはジャニーズの歴史でも異例のことだろう。

 いずれにせよ、嵐メンバーたちの動向は活動休止した21年もさまざまに波紋を呼びそうだ。

 やはりアンジャッシュ渡部建の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』出演は日本テレビからのオファーだった!?

 先週の本欄でも指摘した日本テレビオファー説。少し説明すると、謝罪会見の発端になった『ガキ使』出演に関し、ほとんどの芸能マスコミは渡部やその所属事務所・人力舎サイドからの強い働きかけだったと報じてきた。そのため早期復帰を目論んだとして、渡部をバッシングした。

 ところが一部では、実際の出演オファーは渡部サイドからではなく、『ガキ使』側からあったものだと囁かれてきた。でも、それを明らかにすると、日テレの責任と同時に『ガキ使』を牛耳る松本人志の責任が問われかねない。で、それを回避するために、渡部サイドからの“強い働きかけ”との報道がなされた、と。でも今回「女性セブン」が『ガキ使』出演に関しこんなコメントを載せている。

「日テレ側からオファーがあったことで、半年の自粛で禊が済んだと判断し復帰しようとしたのでしょう」(芸能関係者のコメント)

 やはり!! そうなると日テレの責任は重いはずだ。にもかかわらず、先週の「週刊女性」によれば、日テレは渡部を擁護するどころか“切り捨て”た。復帰を企てておきながら、批判が起こるとすべてを渡部のせいにした。会見場所も提供しようとはしなかったらしい。御都合主義の極み。渡部の女性蔑視的な不倫もひどいが、こちらもまたひどい。

 コロナ禍なのに芸能人の不倫ネタが満載だった20年。前述の渡部不倫、失敗会見と比較され、一躍話題になったのがこの人、原田龍二だ。いわく、渡部と違い、いち早く謝罪会見した、「性欲が強い」と正直に答えたなどが高評価(?)。

 会見後、原田は不倫前以上に人気者になり、最近では「原田龍二 毎日反省 日めくりカレンダー」(扶桑社)も話題だ。そんな原田龍二の対談連載が「週刊女性」に掲載され、早21回。不倫しても人気者に戻れる。これを見習って頑張れ、渡部! 

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