スタジオジブリの“原点”を振り返る―― 鈴木敏夫の“編集者”としての面に焦点あてる「アニメージュとジブリ展」

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2020年12月24日 21:02  アニメ!アニメ!

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『「アニメージュとジブリ展〜鈴木敏夫の仕事」それは、一冊の雑誌から始まった』(C)1984 Studio Ghibli・H
スタジオジブリの原点を振り返る展覧会『「アニメージュとジブリ展〜鈴木敏夫の仕事〜」それは、一冊の雑誌から始まった』が、2021年4月15日より東京・松屋銀座を皮切りに全国を巡回する。



『「アニメージュとジブリ展〜鈴木敏夫の仕事」それは、一冊の雑誌から始まった』は、数々のヒット作を手掛けてきたスタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫の“編集者”としての「もう一つの仕事」に焦点をあて、ジブリの原点を振り返る展覧会だ。



本展でスポットをあてる鈴木敏夫は、日本初の本格的な商業アニメーション専門誌「アニメージュ」を1978年の創刊から中心となって支え、『宇宙戦艦ヤマト』や『機動戦士ガンダム』に象徴される日本で最初のアニメブームを盛り上げた立役者の一人。
「アニメージュ」で様々な実験的な試みを行う中で、高畑勲と宮崎駿の両監督と出会って、『風の谷のナウシカ』を世に送り出し、そして編集者でありながらスタジオジブリ誕生への道筋を作った。

本展では、鈴木が編集した1989年11月号までの12年弱にわたる「アニメージュ」をもとに『機動戦士ガンダム』(1979年)を軸とした爆発的なアニメブームから『風の谷のナウシカ』(84年)の成功、そしてスタジオジブリ誕生と『天空の城ラピュタ』(86年)までを振り返る。



そして、本誌を作るうえで確立していった鈴木流のプロデュース術とはどういうものであるか、それが後の作品制作にどのような影響を与えたのか、スタジオジブリのプロデューサー・鈴木の“編集者”としての「もう一つの仕事」に着目。
また、鈴木と「アニメージュ」が日本のみならず世界のアニメーションの歴史と昨今の日本文化に与えた影響も紹介していくという。

『「アニメージュとジブリ展〜鈴木敏夫の仕事」それは、一冊の雑誌から始まった』は、2021年4月15日〜5月5日に東京・松屋銀座にて開催。以降は宮城県石巻市など全国を巡回する予定だ。
展覧会の詳細は来年発表。

(C)1984 Studio Ghibli・H

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