「呪術廻戦」しゃけ! おかか! おにぎりが食べたくなってくる!!【編集部が選ぶ2020年1番○○だったアニメ】

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2020年12月26日 11:02  アニメ!アニメ!

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『呪術廻戦』キービジュアル(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
2020年ももう間もなく終了。

年明けから新型コロナウイルス感染症の影響により放送延期や、イベントの中止などアニメ業界にとっても波乱が起きた年でした。そんな中でも、かつて放送された名作の再放送なども行われ、新しい作品の魅力だけでなく、過去作品の魅力も再発見できたのでは…。

そこでアニメ!アニメ!では、2020年を振り返り「2020年1番○○なアニメ」をピックアップ! 編集部が選ぶイチオシの作品を連載形式で紹介していきます。

『呪術廻戦』


2020年、1番楽しみにしていたアニメである。同時に、おにぎりが食べたくなるアニメとして紹介する。
2019年のアニメ化発表から1年。放送をずっと心待ちにしており、新情報のリリースが来る度に胸が躍り、期待を募らせていた。
第1話を見た感想は……正直期待を上回っていた。まず原作が面白いのだが、そこへさらにアニメの付加価値がしっかりと落とし込まれている。

概要・ストーリー
原作は「週刊少年ジャンプ」にて連載中の芥見下々によるダーク・ファンタジーバトル。コミックス発行部数は2020年12月時点で1500万部を突破(デジタル版を含む)。アニメ化が発表された2019年11月の累計は250万部であり、1年で急激に売上を伸ばしている。本屋では売り切れが続出したり、グッズイベントが多数開催されたりと反響も大きく、ニュース番組でもその人気に迫る特集が組まれた。

ストーリーは人間が生む負の感情――“呪い”。
とある出来事から“呪い”を宿してしまった少年・虎杖悠仁(CV.榎木淳弥)は死刑を下されてしまう。しかし、最強の呪術師・五条悟(CV.中村悠一)の計らいにより対呪い専門機関「東京都立呪術高等専門学校」へ編入。同じ1年生の伏黒恵(CV.内田雄馬)、釘崎野薔薇(CV.瀬戸麻沙美)らとともに呪いと戦い、そして“正しい死”を求めて強く成長していく……。









オススメポイント
まず、キャストである。発表時から、キャラクターにぴったりなキャスティングだとは思っていたが、本当にドンピシャだった。
特に呪術高専東京校2年の狗巻棘(CV.内山昂輝)。彼は使用する呪術の特性から、語彙はおにぎりの具に絞られている。つまり、セリフは「しゃけ」「おかか」「すじこ」とかしかないのに、内山さんの演技はイメージどおりで最高という言葉しか浮かばなかった。

あと、呪霊・漏瑚役は芥見氏の要望で千葉繁さんに決まったということから、こちらもぴったりハマっている。むしろ、マンガを読んでいたときは「キモいフォルムだし五条にさっさとやられてくれ」と思っていたのに、声を聞いて一気に愛着が生まれたから不思議。

さらに作品を彩る音楽も魅力的だ。OPテーマはEve「廻廻奇譚」、EDテーマはALI「LOST IN PARADISE feat. AKLO」。「廻廻奇譚」はロック調の疾走感あるサウンドで、放送回を重ねていくとイラストカットが追加されているので、1話から見比べていっても楽しい。個人的に注目ポイントを挙げるのならば、狗巻先輩が襟のチャックを下げるところだ。
また、YouTubeでは『呪術廻戦』の映像が使用されたMVも公開されている。


「LOST IN PARADISE feat. AKLO」はヒップホップやソウルなどが混ざったおしゃれサウンド。EDイラストもアニメ絵とは異なるアートなデザインで描かれ「神ED」などと称賛の声が相次ぎ、OP・EDともに反響を集めた。
1月から始まる第2クールでは、OPテーマにWho-ya Extended「VIVID VICE」、EDテーマにCo shu Nie「give it back」が決定。こちらもどのような仕上がりになるのか期待して待ちたい。


そしてなんと言っても映像がきれいで見やすい。制作を務めたのは『ユーリ!!! on ICE』や『BANANA FISH』などで知られるMAPPA。今期はほかに『体操ザムライ』、12月からは『「進撃の巨人」The Final Season』も担当している。

スタッフ陣の原作への愛を感じたのが、作中のコミカルなシーンや、丁寧に描かれるキャラクターの細かな所作。第1話の伏黒と虎杖の病院の待合室のシーンでは、虎杖が椅子に寝転がるなどやんちゃさが追加で演出されていた。

また、コミカルといえば芥見氏の描き下ろしネームを元にしたED後のミニアニメ『アニメじゅじゅさんぽ』。本編とのギャップが激しく、心労に悪い(おもしろいです)。

アクションシーンもアニメならではの迫力が加わり、ぐんぐん動き回るカメラワークによる臨場感にはわくわくしてしまう。
マンガでは文章で説明されていた技の出し方や威力もわかりやすく把握できるのもいい。犬や蛙の式神を操る伏黒の戦い方がポ●モンに似て見えたのが、新たな発見だった。
個人的に見どころだと感じたのは、狗巻先輩が呪言を使った第8話。術発動時にエフェクトが加えられ、カッコよさがハンパない。

◇◇◇

こんな感じでドハマりしている筆者。だが、ハマり始めたからというもの奇妙なことが起こり始めたのである。
『呪術』イベント時の電子チケットの消失、『呪術』グッズを求め出発したドライブでは、バグったカーナビのせいで予期せぬ高速道路への入場、そして2時間の迷走……私は確信した。これは“呪い”だと――。
この出来事から、来年の目標は「確認を怠らず、安全に配慮したオタク活動」と課した。

残念だが、ここまで書いていたら時間外労働になってしまった。
皆さんも“呪い”に気を付けて楽しいオタク活動を。それでは、“お疲れサマンサ”。

(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

このニュースに関するつぶやき

  • 昨夜のじゅじゅさんぽは4年ぶりに『公式が最大手』でした……...(lll-ω-)チーン 一体どれ位の腐の皆様方が逝ってしまわれたか
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