ホワイトライオン保護団体の『Global White Lion Protection Trust』によると、野生のホワイトライオンは南アフリカ北東部の生物圏保護区「The Kruger to Canyons Biosphere Reserve」にしか生息していないそうだ。真っ白な見た目から遺伝子異常で発生するアルビノの一種かと思われがちだが、そうではなく劣性遺伝する青い目と発現の仕方が似ているという。
『Global White Lion Protection Trust』は「ホワイトライオンについてより多くの知識を得ることで、ホワイトライオンたちを保護する法律を改訂できる可能性が高まります。彼らの遺伝子について調査し理解を深め、保護していくことが必要で、一刻を争う事態になっています」とコメントしており、今回の4つ子の誕生がこれらの問題の認知度向上に大きく貢献することが期待されている。
画像は『Metro 2020年12月23日付「Super rare white lion quadruplets prepare to meet the public for the first time」(Picture: Sipa Asia/REX)』『Times Now 2020年12月23日付「Rare white lion quadruplets to meet public for first time at Chinese zoo [PHOTOS & VIDEO]」(Image: Twitter/CGTN)』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 iruy)