クリスマスイブに暖炉の中から猫を救出「サンタを手伝っていたのかも」(英)

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2020年12月27日 21:42  Techinsight Japan

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暖炉にいたのはサンタではなく…(画像は『Metro 2020年12月25日付「Cat rescued after getting stuck in a chimney on Christmas Eve」(Picture: SWNS)』のスクリーンショット)
クリスマスイブに煙突からやってきたのは、サンタクロースではなく猫だった―そんな絵本のような話がイギリスの民家で発生した。煙突と繋がる暖炉の中から猫の鳴き声がすると、家族は動物保護団体に連絡。スタッフが駆けつけて暖炉をのぞくと、中にはススまみれの猫がいたという。猫を救出したスタッフは「サンタのお手伝いをしていたのかも」とジョーク交じりに話している。『Metro』などが伝えた。

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英ハンプシャー州ポーツマスのサウスシー在住の家族が今月24日、英国動物虐待防止協会(RSPCA)に電話で助けを求めた。

家族は「飼っている猫が、暖炉の近くで妙な行動をしていたんです。すると暖炉の中から、飼い猫とは別の猫の鳴き声が聞こえました。中に小さなサンタクロースがいるかも、と思いましたね」と発見当時のことを明かしている。

電話を受けたRSPCAは、すぐにスタッフのエミリー・ストダートさん(Emily Stodart)が一家のもとに駆けつけた。エミリーさんが暖炉を開けると、そこには身体中にススをつけた黒猫がいたのだ。


エミリーさんは「猫は暖炉の中で怯えており、機嫌が悪そうにしていました。救出後は家を歩き回り、明るい色の家具にススで汚れた肉球の跡を残していました。猫は時々、今回のような窮地に陥ってしまうことがあるんです。今回はサンタクロースを手伝っていたのかもしれませんね」と冗談を交えて話しており、どこからかやってきたこの猫は足を滑らせて煙突の中に落ちてしまったようだ。


猫の状態をチェックすると、ケガは無く健康状態も良好だったという。エミリーさんは「猫はよくケアされていたようなので、飼い主は心配しているかと思います。ですので首輪に今回の事件の詳細を書いた紙を付け、外に逃がしてあげました」と話している。この黒猫の飼い主も今回の珍事に驚くことになるだろう。

ちなみに少し前には、大容量の水のボトルに頭がはまった猫や洗濯機で昼寝をしてシーツと一緒に洗われてしまった猫が救出されていた。猫の気まぐれな行動を予想するのは難しいが、飼い主は常にどこにいるのか気を配る必要がありそうだ。

画像は『Metro 2020年12月25日付「Cat rescued after getting stuck in a chimney on Christmas Eve」(Picture: SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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