松本人志“漫才論争”に「定義を裏切るから面白い」 トークで実践するも「一番漫才と思ってない」とツッコまれる

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2020年12月28日 10:51  Techinsight Japan

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写真「漫才の裏切る面白さ」を実践して見せた松本人志
「漫才の裏切る面白さ」を実践して見せた松本人志
12月20日に『M-1グランプリ2020』で優勝したマヂカルラブリーのネタを巡り、視聴者の一部で“漫才論争”が起きている。そうした現象を受けてダウンタウンの松本人志が27日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で漫才について持論を述べたうえに、自らトークで実践して笑いを誘った。

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マヂカルラブリーが最終決戦で披露した「つり革」のネタで、ボケ担当の野田クリスタルがほとんどしゃべらなかったことから「漫才らしくない」、「コントではないか」という声が聞かれた。昨年の『M-1』で優勝したミルクボーイがいわゆる「しゃべくり漫才」だったので、なおさら違和感があったのだろう。

かつて『M-1』審査員を務めた博多大吉(博多華丸・大吉)は23日放送のラジオ番組『たまむすび』(TBSラジオ)で『M-1 2020』の“漫才論争”について妻に「あれは漫才なの?」と聞かれたことを明かしながら、「結論から言うと漫才だと思う」と話していた。ただ漫才の定義はあってないようなもので、元々が音曲漫才からはじまっており、大先輩たちはボクシングのグローブをつけたりしていたという。

『ワイドナショー』で“漫才論争”を話題に取り上げると、ゲストコメンテーターのお笑いコンビ・かまいたち(山内健司・濱家隆一)はマヂカルラブリーについて「一番ウケた人が優勝なので、間違いなくM-1チャンピオンだと思う」、「論争が起きていることにびっくりした」と話しており、一方で中居正広は今回の『M-1』を見ておらず、漫才の定義もよく分からないので「教えてほしい」というから関心の度合いも様々である。

そんななか松本人志は、漫才には道具を用いないなど一応定義はあるが「漫才の定義をあえて設けて、それを裏切るから面白い」と主張した。「ダウンタウン以前と以降で漫才が変わった」と言われるほど革命的なお笑いを生み出してきた松本らしい意見ではないか。

やがてテーマが変わり、コロナ禍で来年開催予定の東京オリンピックはどうなるかという話題になった。海外では地域によって練習が可能な期間や環境に差が出るという声に共感した松本が「特別なオリンピックだということは皆に分かってほしい」と真面目に話しつつ、「ミルクボーイとマヂカルラブリーを比べられてもな」と“漫才論争”を蒸し返した。

まさかの展開にかまいたち・濱家隆一は「比べていいじゃないですか!」と訴えて立ち上がり、松本を指差しながら「一番漫才と思ってないんじゃないですか? マヂカルラブリーを!」とツッコんだ。松本は共演者たちが「漫才論争の話題は落ち着いた」と思い込んでいたところ、ここぞとばかりに「漫才の裏切る面白さ」をトークで実践して見事に笑いを誘ったのだ。


松本人志はこのたびの番組で『M-1』を語るなか「笑いは全部が裏切り」、「逆のまた逆をいくというのが、お笑いの面白いとこやな」という表現もしており、どれも漫才に対する持論に繋がっている。

ちなみに今年も『M-1』審査員を務めた落語家の立川志らくは27日、Twitterで「漫才師じゃない落語家が漫才の審査をするのはおかしいと言いながら、芸人ですらない一般の人々がマヂカルは漫才じゃないという不思議」とつぶやいたところ、フォロワーから「ワイドナショーでの松本さんの発言で『にわか勢』はもう黙っているもんだと思ってたw」という声が寄せられた。松本は『ワイドナショー』でマヂカルラブリーのネタを「野球の消える魔球」にたとえて、「我々プロのお笑い芸人は魔球をすごいと思えるが“にわかファン”からは『ここで魔球とは卑怯だ』という声があがる。これは一生交わらない。だから我々は飯が食える」と話していた。

画像3枚目は『M-1グランプリ 2020年12月21日付Instagram「#マヂカルラブリー 優勝記者会見動画を公開」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
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