サイゾーウーマン編集部員が選ぶ、「この記事、読んでほしかった!」ベストセレクション12

1

2020年12月31日 13:12  サイゾーウーマン

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サイゾーウーマン

 2020年、サイゾーウーマンが公開した記事本数はざっと4,800本。ジャニーズから芸能ニュース、皇室や料理レシピにマンガまで展開される雑食サイトだけに、よほどのサイ女マニアでも全記事完読は困難だったのではないでしょうか。

 それゆえか、4,800本の記事の中には、編集部員がいまいち手応えを感じられなかった記事も。「こんなに面白いのに読まれてない!」「もっと共感してもらえるはずなのに、読者に届いてない!」「ひょっとして、ブックマークしたまま忘れられている……?」など、あらぬ不安を抱いている記事もあるんです。

 そこで今回は、いま一度読者の皆々様にお届けしたい記事を、編集部員のパワープッシュコメントとともに12本ご紹介。芸能やゴシップだけではない、サイ女の“深層”を知る上でも、ぜひチェックいただけたら幸いです。

全国の子育てテレワーカーの気持ちになりきって一刀両断!

「ガセ炎上」のテレワークマナー本徹底レビュー! オンライン会議の目線は「カメラの5〜10センチ下」など、謎マナーだらけだった!!

 今年コロナ禍の影響からテレワークが急速に広がる中、マナー講師が鼻息荒くこの分野に参戦。特に、マナーコンサルタント・西出ひろ子氏が9月に出版した『超基本 テレワークマナーの教科書』(あさ出版)は、謎マナー続出の奇書だった——。そんな本書のレビュー記事では、「会議で相手が発言している時は、カメラの5〜10センチ下を見る」「始業時はパソコンに向かって『おはようございます。本日もよろしくお願いします』と声に出し一礼」といった、めんどくせ〜謎マナーをさばきつつ、「テレワーク中に子どもが泣き出したりぐずったりしたら?」という質問への回答を、全国の子育てテレワーカーの気持ちになりきって一刀両断! 謎マナーに怒りたい人にはおすすめの1本。

『愛の不時着』北朝鮮ウォッチャーの心に響いた5大シーン! リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)のキスシーンを“北から目線”で考察

 第4次韓流ブームの火付け役となった韓国ドラマ『愛の不時着』。「韓国の財閥令嬢が、パラグライダーで北朝鮮に不時着し、エリート将校に助けられて恋に落ちる」という、冷静に考えると“トンデモ”な匂いも漂う本作に、老若男女が大熱狂した。すでに何十回も繰り返し鑑賞しているファンも少なくないが、舞台となった北朝鮮目線でドラマを見てみると、新たな発見があるかも? 北朝鮮文化に造詣の深い北朝鮮音楽研究家・李銀河(り・うな)氏へのインタビューでは、北朝鮮ウォッチャーならではの“グッときたシーン”ベスト5を発表! リ・ジョンヒョクとユン・セリの初キスシーンは「韓国と北朝鮮の文化がうまく対比されている」の意味とは?

「令和のキャッツアイ」に騒然! 捜査三課の元刑事が語る、連続窃盗犯に“異名”がつくワケ

 今年1月に起こった、「令和のキャッツアイ」による窃盗事件を覚えているだろうか? 20代女性2人がホスト宅に侵入して盗みを働いた事件だが、彼女たちが捜査員の間で「令和のキャッツアイ」と呼ばれていたと伝えられると、そのネーミングセンスにネットは大興奮となった。そもそも連続窃盗犯は「風呂屋のミッチー」「ギャン(ブル場)のあぶさん」「デパ地下のさと婆」など、一度聞いたら忘れられない“異名”をつけられがち。その理由を探るため、元神奈川県警刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏にインタビューを行ったところ、意外な事実が発覚! 若き日の小川氏と「先生」の異名を持つ忍び込みの大ベテランの交流エピソードも明かされ、読後は心がほっこりするはずだ。

田中みな実愛用の人気コスメを、美容のプロが成分解析! 「効果が半減」の使用方法とは!?【クレ・ド・ポーボーテ・RMK・ラ ロッシュ ポゼほか】

 国民的ビューティアイコン・田中みな実が雑誌やSNSでおすすめする美容液、化粧水、化粧下地の6アイテムを、化粧品検定一級取得者で化粧品開発の経験を持つ美容のプロ・安藤美和子さんに“成分”の観点から評価してもらったのこの企画。美容マニアがこぞって推す「クレ・ド・ポーボーテ ル・セラム」や「資生堂 エリクシール 艶玉ミスト」の評価がそこまで高くないという意外な結果に驚くはず。「良品だろう」というイメージと値段に騙されてはいけないということを、声を大にして言いたい。

メルカリ初心者必見! 「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」の違いを買い物狂いが解説

 “買い物狂い”連載でおなじみの千葉N子さんが、フリマアプリの「メルカリ」初心者に向けて、商品の発送システムの違いを丁寧に解説。「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」、それぞれの特徴をわかりやすく表にまとめられているので、「どちらを選択すればいいかわからない……」「少しでも配送料を安く済ませたい」という人にぜひ読んでもらいたい記事。また、メルカリヘビーユーザーの千葉さんによる“商品を出品する際のコツ”も掲載されているため、読んで損なし!

なぜ小池百合子に人は熱狂するのか!? 魅せられた女たちが語る、ベストセラー『女帝』座談会

 ノンフィクションを超えた、ある意味“告発本”とも言えるこの本を読み、すっかり百合子に魅せられた3人の女性たちが、彼女のいかにエンターテイナーであるかを存分に解説してくれます。本まるまる一冊を読む体力はない、「女性初の都知事」「学歴詐称疑惑」「何かと出たがり」というイメージしかない人にこそ読んでほしい記事。女帝・百合子の深淵に触れ、震えあがること間違いなし。

宇佐美りん『推し、燃ゆ』で描かれる、誰かを「推す」ことの不毛さと偶像を尊ぶアイドルファンのリアル

 サイゾーウーマンの編集部員は、言わずもがな全員なにかしらのドルオタ。そしてこのブックレビューを執筆したのも、年季の入ったアイドルオタクだったりします。取り上げた本『推し、燃ゆ』は、「全力で推していた男性アイドルが、ファンを殴って炎上した」ことで、彼を応援する女子高生の生活がゆるぎ始めるという物語。なにかしらの存在を“推す”“担当する”人々にはご一読いただきたい1本。

「たたりちゃんは私だった」犬木加奈子が回顧する“少女ホラー全盛期”と“いじめの実態”【『サバイバー』インタビュー前編】

 小学生時代に貪り読んだホラーマンガの巨匠、犬木加奈子先生がサイ女降臨。アラフォー世代にとって、犬木先生は御茶漬海苔先生と並ぶホラーマンガの金字塔なのでは? そんな御大が自身の代表作『たたりちゃん』に言及しつつ、新作マンガ『サバイバー』について語ったインタビュー記事がこちら。ホラーから児童虐待を取り上げる社会派マンガにテーマが変化した理由も興味深いですよ。

【オススメ海外ドラマ6作】『サーヴァント』『タイガー・キング』『ナルコス』……セレブがハマった配信ドラマ

 年末年始、なんの番組を見ようか迷っている方は、ぜひこちらをチェック! この記事で『キリング・イヴ/Killing Eve』が見たくてたまらなくなり、即日にU-NEXT契約した人間がここにます。そんな同作は個人的に今年ベスト1ドラマですが、そのほか『ナルコス』なども最高。ドキュメンタリー作『タイガー・キング』は、日本では決してお目にかかれないレベルの“憎めない男”が主人公で、アメリカの懐の深さを感じますよ。

「不快な思いをさせてすみません」への違和感――指原・喜多村“テンプレ謝罪”を心理学でひもとく

 各所であらゆる炎上が起き、何度もこのフレーズを聞かされたこの1年。「不快に感じた」という理由で批判が飛び交うケースもよく見かけるが、「不快」とはそもそもどういう状態なのか、そこに個人差はないのか、この謝り方で本当に許してくれるのか、疑問が湧いてこないだろうか? すっかり使い古されてしまった「不快な思いをさせてすみません」という謝罪に一石を投じるはずだったので、今からでもぜひ読んでほしい。

『鬼滅の刃』パロディAVが炎上、「1日9万円」の激安ギャラ!? “コスプレAV”業界の裏側を暴露!

 「キメハラ」という新しい言葉が生まれるほど、どこに行っても、誰に会っても『鬼滅の刃』の話が聞こえた今年。芸能人がこの人気に便乗してコスプレ姿をSNSで披露する中、AV業界ではいち早く“コスプレパロディAV”が作られていた。「これは決して便乗ではなく、作品愛が高まった結果だな」と納得できる仕上がりになっており、純粋なファンからは叩かれつつも、売り上げ上々だった様子。しかし、コスプレAV業界はなかなか闇が深いようで、その内情を現役コスプレイヤーが明かしてくれた。

“トリプル不倫”に巻き込まれ、ストーカーになった59歳のオンナ――「都会的モテ男」が法廷で見せたウラの顔

 ビッグニュースにはならないけれど、気になる裁判を傍聴し、そのウラにある物語を探るこの連載。毎回「絶対に悪いことはしちゃいけない」と感じさせられるのだが、特にこの裁判は群を抜いている。被告人は59歳の女性で、その被害者とされるのは同年代の男女2人。しかし、法廷ではこの男性の“カッコ悪さ”ばかりが浮き彫りになっており、読むと思わず赤面しそうに……。不倫は罪にならないとはいえ、とにかく恥ずかしい思いをするのは間違いない。そう学んだ2020年である。

    前日のランキングへ

    ニュース設定