しぶんぎ座流星群が1月3日23時から4日0時頃に極大を迎える。最も流星を観察できる見ごろは、4日夜明け前の2時間から4時間となる。
しぶんぎ座流星群は、8月のペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群と並ぶ三大流星群の1つ。国立天文台によると、1月3日23時から4日0時頃に極大を迎えるため、4日夜明け前の2時間から4時間(東京では4日2時から5時台頃)が観察に適した時間帯となる。今年は極大と観察しやすい時間帯が近いため、まずまずの条件。空の暗い場所では、1時間あたり最大20個程度の流星を観察できるという。
流星は12月28日頃から1月12日頃まで出現するが、観察できる数は極大期の数分の1以下。そのため、4日以外では3日と5日が比較的観察に適している。観察にあたっては、望遠鏡や双眼鏡などの特別な道具を使わず、肉眼で空の広い範囲を眺めると見つけやすい。特に今年は、月明かりの影響で暗い流星が見えづらくなるため、視界に月が入らない方向を見るようにすると観察しやすくなる。