「ムショの美容室」をご存じですか? 元女囚が明かす、刑務所のお正月とヘアケア事情

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2021年01月10日 19:12  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

只今、RIZINさいたまスーパーアリーナ移動中、
生放送緊張するな〜
今年最後の仕事頑張るで💪
今年一年皆様応援有難うございました。
皆様良いお年をお迎え下さい‼️ pic.twitter.com/L13Vy27Rlz

— 清原和博 (@kiyohara3_5_114) December 31, 2020

 覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。

「RIZIN.26」に清原和博さんが登場

 皆様あけましておめでとうございます。旧年中はお世話になりました。今年はもっとお世話になりたいと思っていますので、ナニトゾよろしくお願いします。

 去年は、大みそかの「RIZIN.26」に清原和博さんがスペシャルゲストとして登場したので、瑠美的には超盛り上がって2020年が終わりました。

 42歳の火の玉ボーイこと五味隆典さんと、31歳の元K‐1大阪のエース・皇治さんとの試合を解説されてましたね。見に行きたかった……。ほかのファイターもみんなかっこよくて、格闘技はほんまワクワクしますね。今はなかなか見に行かれへんけど、瑠美も毎日ジムで筋トレしてます。

 筋肉を鍛えると、心もカラダも強くなって、マジ癒やされますよ。そう思えるようになればクスリ(違法薬物)もやめられるのか、やめられたからそう思えたのかは、ようわかりませんが……。とにかく打ち込めることや守るものがあれば、クスリからの卒業の第一歩にはなります。

 今年のお正月は、コロナでいつもと違う感じですが、ムショや拘置所にいるときは、お正月が待ち遠しかったですね。 

 予算は年々厳しくなって、メニューもしょぼくなってるそうです。それがイヤなら入れられるようなことをするな……ちゅうことなんですけど、瑠美がこうやって書かせてもろてるのも、ムショに行ってたおかげなので、まあ「なんでも勉強」ちゅうことです。その時はつらいけど、どんな経験もムダにはならないんやなあと思います。

 それにしても、ムショに関しては、いろんな人がいろんなところでいろんなことを書かれてますが、知られてない話も多いですね。

 刑務所に一般の人が使える美容室があるの、ご存じでした? 全部の施設にはないですけど、和歌山刑務所(和歌山市)や笠松刑務所(岐阜県笠松町)、川越少年刑務所(川越市)などは、美容室や理容室があります。

 これがなんと漫画になっていて、去年の誕生日にいただいて読みました。タイトルは、ずばり『塀の中の美容室』(小日向まるこ・桜井美奈、小学館)。更生やムショをめぐる「ええ話」です。

 そもそもムショは「迷惑施設」なので、「地元には何かお返しせなアカン」的なところがあるんですね。懲役が作った刑務作業品を安く売る「矯正展」(去年はネット販売のみでした)とか、施設によっては運動会にご近所さんをご招待するとか。

 懲役(受刑者)がハサミを持つなんて怖い……と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そのへんは大丈夫のようです。テクニックはまあまあだそうですが、何よりお安いので、気になる方は施設に問い合わせてみてください。

 漫画そのものは重すぎなくて、でもポイントは押さえてあって、読みやすいです。ただ、「主人公が収監からほとんど髪を切ってない設定」は、ちょっと微妙でしたね。ムショや拘置所は、夏場でも1日置きにしかお風呂に入れないし、冬は冬でドライヤーもないから、髪が長いと大変です。ゆうてもみんな伸ばしたいので、冬は乾かなくて髪が凍ることもあります。マジですよ。

 まあ、そんな細かいところはともかく、一生懸命働いて、人から感謝されることで更生につながることはありますからね。更生といえば、奈良県の荒井正吾知事は、参議院議員時代に法務委員を務めた経験もあるそうで、出所者支援に力を入れているとニュースに出てましたね。

 奈良県は、「司法と福祉をつなぐ」「すべての困っている人を助ける」「県は就労、生活支援、社会復帰に全力を尽くす」を掲げて、出所者支援に力を入れているそうです。

 やっぱり知事さんみたいな力のある人が言うてくれれば、いい方向へいきますよね。あとは本人の自覚です。

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