生後6週で体長5センチ、皇帝の髭を持つ三つ子のサルに「キュート!」の声(オーストリア)

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2021年01月11日 06:12  Techinsight Japan

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体長5センチながらも白い髭はしっかり生えているエンペラータマリンの子供(画像は『Metro 2021年1月8日付「Marvel at the cuteness of these tiny tamarin monkey triplets, each with a mini moustache」(Picture: Daniel Zupanc / SWNS.com)』のスクリーンショット)
皇帝(エンペラー)のような立派な口ひげを持つことから「エンペラータマリン」という名が付いたオマキザル科のサルをご存じだろうか。オーストリアの動物園が今月初め、生後6週になるエンペラータマリンの三つ子をSNSで公開し話題となっている。『Metro』などが伝えた。

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オーストリアのウィーンにある世界最古のシェーンブルン動物園で12月1日、エンペラータマリンの三つ子が誕生した。268年という歴史ある同園でエンペラータマリンの赤ちゃんが生まれたのは5年ぶりで、性別はまだ不明だという。

同園が公開した三つ子の写真では、小さいながらもトレードマークの髭がしっかりと生えているのがわかり、くるっとした丸い目や鋭い爪が印象的だ。白い髭はオス・メスともに生えるそうで、成長すると10センチほどになるという。


園長のシュテファン・ヘリング・ハーゲンベックさん(Stephan Hering-Hagenbeck)は「生後6週目を迎える三つ子の体長は、尻尾を除いて5センチと成体の5分の1ほどで、日を追うごとに身体がふっくらとしてきていますよ」と語り、親子の様子について次のように明かした。

「三つ子はメスの“タマヤ(Tamaya)”とオスの“パープル(Purple)”にとっての初めての子供です。エンペラータマリンはオスが育児をすることで知られており、子供たちは“パープル”の背中に乗ってほとんどの時間を過ごします。ただお腹が空いた時だけ“タマヤ”のもとに行ってお乳をもらうのですよ。」

「エンペラータマリンは南アメリカの熱帯雨林が原産で、樹上生活をします。三つ子は鋭い爪を使って木に登ろうとするなどとても活発に動き回っています。」

ちなみにエンペラータマリンの授乳期間は約2〜3か月で、三つ子が生まれるのは珍しい。動画では三つ子がまったりとくつろぐ姿や、“パープル”の髭を引っ張って遊ぶ様子なども捉えられており、「今後の成長が楽しみ」「キュート」といった温かいコメントがあがっている。

画像は『Metro 2021年1月8日付「Marvel at the cuteness of these tiny tamarin monkey triplets, each with a mini moustache」(Picture: Daniel Zupanc / SWNS.com)』『Zoo Vienna Schönbrunn 2021年1月7日付Facebook』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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