助手席や後部座席にうず高く積まれたゴミの山を撮影した写真がSNSに投稿され、話題となっている。運転席の足元にまでゴミが散らばっており、「自分の車も汚いがマシに見える」など驚きの声があがっている。『Mirror』などが伝えた。
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アメリカ在住のジェレミー・ニューさん(Jeremy New)が今月5日、「やろうと思ってもここまでできないだろ。これって罰金とか発生しないの?」と記して、Facebookに車の写真をシェアした。
写真にはグレーの車が写っており、車内には大量のゴミが詰まっている。マクドナルドのテイクアウト用の紙袋やビニール袋、空っぽと思われるドリンクのカップ、その他にも紙くずなどが積み重なっていた。
ゴミは車の窓ガラスを埋め尽くして天井にまで届いており、ダッシュボードにまで溢れたゴミのせいでフロントガラスも半分以上埋まっている。後部座席のドアを開けると、ゴミが雪崩のように落ちてくるのが想像できるほどの量だ。
運転席の足元にまでゴミは散乱しており、アクセルやブレーキを踏めていたのかも怪しい。もし最近までこの状態で運転していたのならば、事故も起こしかねない危険な状態だ。
車の所有者は明かされていないが、この写真にユーザーらは「俺の車がマシに見えるよ」「どうやって運転するんだ?」「臭いもヤバそう」「これを見ているとなんだか不安になってくるよ」とあまりの汚さに苦笑いしている。
また「誰かさんの車みたいだね」と、片付けのできない身近な人をタグ付けしてコメントしている人も多く見られた。
ジェレミーさんは、物を溜め込んでしまう人をテーマにしたアメリカのテレビ番組シリーズ『Hoarders on A&E』に触れ、「スタッフはここに来た方がいいよ」とネタの提供までしていた。
日本でも“汚部屋”や“ゴミ屋敷”と呼ばれることもあるこの現象は、度が過ぎたものは心の病気と考えられている。「ためこみ症」と呼ばれるこの病気は、物への異常な執着により捨てる行為に苦痛を感じてしまい、結果的にものを溜め込んでしまう。なおこの症状は一時的なものではなく長期間にわたり継続してしまうことで、日常生活や社会的な影響を及ぼしてしまうという。
今回の件も明らかに度が過ぎており、ためこみ症ではないかと推測されている。
画像は『Jeremy New 2021年1月5日付Facebook「Can’t even make this up.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)