菅野美穂、溢れる涙が止まらず　視聴者も「一緒に大号泣」「めっちゃ感動」

女優としてシリアスな役もこなす一方で、バラエティ番組では飾らない人柄で知られる菅野美穂（43）。13日に放送された日本テレビ系『徳井と後藤と麗しのSHELLYと芳しの指原が今夜くらべてみました』でも芸人顔負けのサービス精神を発揮したが、菅野が号泣する場面があった。菅野だけではなく視聴者からも「一緒に大号泣」「涙なしに見れなかった」「めっちゃ泣けた」という声が相次いでいる。

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菅野美穂の芸人愛を取り上げた同番組。お笑いコンビ・オードリーでは断然春日派だという菅野美穂。テレビ局のトイレに入った春日を見かけて、トイレの外で出待ちしたエピソードを披露したり、ピン芸人・永野とラッセンのネタを歌い踊ったりして、クセの強い芸人への愛情を爆発させていた。その菅野が2000年代の多忙な時期に自分でDVDに録画して現場に持参して繰り返し観ていたのが、ピン芸人・ハリウッドザコシショウとお笑いコンビ・マッチポンプだったという。


菅野美穂は大ファンのマッチポンプについて「ネタが素晴らしくて息の合わせ方とか、一回のコントにかける熱の入れ方がもう体張ってて、大好きで」と熱弁をふるった。特に好きなのは「夫婦ゲンカのネタ」で「滑舌の良さもすごかったし、ビンタの入り方が終わった後にケンカにならないかな…ぐらい本気で、最後に踊る…みたいな。奇想天外で次に何が起こるか分からない」とその魅力を説明した。

同じ芸人の番組MCの後藤輝基（フットボールアワー）や徳井義実（チュートリアル）も知らないというマッチポンプは、活動期間3年で2009年に解散していた。その短い芸能活動には菅野美穂が大きな影響を与えていたという。菅野が当時放送していた『笑っていいとも！』でマッチポンプのファンであることを公言したことで、それまで芽が出なかったマッチポンプに仕事依頼が急増して人気も急上昇していたのだ。しかしそのバブルも長くは続かず、2人は解散に至ってしまう。

解散後はすさんだ生活を送っていた木村さんと、次のコンビも1年で解散した山田さん。ここでまた2人は菅野美穂に救われる。当時菅野がインタビューで「解散しちゃったけどマッチポンプさんが大好き」と名前を挙げたことで、もう芸人ではないが菅野に恥ずかしくない人生を送りたいと2人は一念発起したそうだ。そして辛いときに木村さんは「菅野さんが好きって言ってくれた自分を思い出して、また頑張れる」と菅野の言葉を胸に、そのインタビュー記事をお守りとしてスマホに写真として入れて今も持ち歩いているのだ。山田さんも「周りの人の反応がどうであろうと、『絶対に認めてくれる人がいる』と思いながら進めているのは菅野さんのおかげ」と感謝の思いを口にした。


このVTRを菅野はボロボロと涙をこぼしながら観ていた。番組ではこのマッチポンプが登場。芸人だった自分に深い関わりのある菅野美穂を前にして、山田さんは顔を崩して大号泣。菅野も涙が止まらない。菅野のために大好きな夫婦ゲンカのネタ「コント・熟年夫婦」を目の前で披露すると、菅野は泣き笑いで嬉しそうに見入り、終わると大きな拍手を送った。生で初めて観た菅野は「素晴らしい。感動した。全菅野が泣いた」と絶賛した。

これまで互いに救い、救われた菅野美穂とマッチポンプのエピソードに、視聴者も「いい話で思わず泣いてしまった」「ただただ泣いて笑って」「最後は思わずもらい泣き」「もうめっちゃ泣いた」「一緒に大号泣」などと涙したという声がいくつもあがっている。「めっちゃ感動した」「なかなかの感動モノだった」「めちゃくちゃ感動してました」と感動した人も相次ぎ、「自分では些細だと思っていても誰かの心を打つ事があるんだな」「どこかで誰かが見ていてくれて、認めてくれる」などを感じた視聴者も見受けられた。

パーソナルトレーナーの仕事に就いている山田さんだが、「山田BODY」という芸名でタレント活動もしている。そのツイッターで13日に「おわりの廊下で菅野さんが一言」として「おふたりが幸せに暮らしてることがほんとうにうれしいです」と菅野の言葉を紹介し、「こんな素敵な方と出会わせてくれたあらびき団に感謝」と12年ぶりの稽古動画を添えて投稿した。そして夫婦ゲンカのコントの決めポーズとともに「菅野さん、今後もし旦那さんとケンカしたときはこの夫婦のように仲直りしてくださいね」とメッセージを送っている。



画像2〜4枚目は『今夜くらべてみました（日本テレビ）　2021年1月13日付Twitter「芸人に人生を支えられた ＃菅野美穂 年表」「菅野美穂が大好きだった芸人は今」』『山田BODY初書籍「最高の睡眠ダイエット」（Yahoo!2位!!amazon5位!!』）　2021年1月13日付Twitter「今夜くらべてみました」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　関原りあん）