フランクフルトは14日、レアル・マドリードに所属するセルビア代表FWルカ・ヨヴィッチの復帰を発表した。なお、契約は今シーズン末までのローン移籍。背番号は「9」を背負うことが決まった。
ヨヴィッチは2017年からフランクフルトでプレー。2019年6月にレアル・マドリードに移籍するまで、フランクフルトでは公式戦75試合出場36ゴールを記録し、2018年にはDFBポカール優勝を果たしている。
同クラブによると、フランクフルト保健局が昨年新型コロナウイルスに感染していたヨヴィッチは、検疫の対象ではなくなったと判断し隔離措置は取られないという。
フランクフルトのスポーツディレクターを務めるフレディ・ボビッチ氏は、ヨヴィッチの獲得理由を次のように説明している。
「ルカは最近、マドリードで良い時間を過ごせていない。彼が元のフォームに戻ることが大事なんだ。彼はアイントラハト(フランクフルト)への復帰を強く望んでいた。ルカはこれから数カ月間、慣れ親しんだ環境で前のような力を取り戻すことができる。彼はここでさらに発展することができる。そして我々は、攻撃的なポジションにもう一つの優れたオプションをもつことができる」