WRC:トヨタ、2021年型トヨタ・ヤリスWRCを初公開。TGR新共通デザイン採用

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2021年01月15日 08:51  AUTOSPORT web

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2021年1月15日に初公開されたトヨタ・ヤリスWRC 2021仕様
WRC世界ラリー選手権に参戦しているTOYOTA GAZOO Racing WRTは1月15日、まもなく開幕を迎える今シーズンに投入される2021年型トヨタ・ヤリスWRCの新カラーリングを初公開した。

 昨年末、すでに新シーズンに向けた参戦体制発表を行い、元ワークスドライバーのヤリ-マティ・ラトバラをトミ・マキネン前代表の後任に迎えるとアナウンスしているTOYOTA GAZOO Racing WRT。

 オット・タナク(現ヒュンダイ)、セバスチャン・オジエとともに、2年続けてドライバーズチャンピオンを獲得している同チームだが、彼らが目指すのはドライバー、コドライバー、マニュファクチャラータイトルの3冠達成だ。

 その目標に向け、トヨタは今季も強力なドライバー陣を継続起用する。通算7度目のタイトルを獲得したオジエ、昨季シリーズ2位につけたエルフィン・エバンス、そして若手のカッレ・ロバンペラというラインアップは、ライバル陣営と比較してもまったく引けを取らない布陣だ。

 そんな3名がドライブするヤリスWRCは2021年シーズンに向け、ミシュランに代わってタイヤサプライヤーを務めるピレリ製のラリー用タイヤを装着。チームはさらなる開発を通じ2022年の新規定導入前、現行車では最後となる今シーズンも引き続きマシンの改善に努めていくという。

 そのヤリスWRCに施された新しいカラーリングは、WEC世界耐久選手権のLMHル・マン・ハイパーカークラスに投入されるトヨタGR010ハイブリッド同様に、WRC参戦で得た知見を活かして開発された『GRヤリス』のような市販車と競技車両との強いつながりを示す、“GR”の文字をコンセプトとする新しいデザインとなっている。

 この2021年型トヨタ・ヤリスWRCが登場するWRC開幕戦モンテカルロは1月21〜24日に開催される予定だ。

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