【巨人】直近5年で獲得した新外国人野手 1年目の成績は?

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2021年01月15日 12:02  ベースボールキング

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今季から巨人でプレーするエリック・テームズ
巨人は今オフ、エリック・テームズ、ジャスティン・スモークの外国人野手を補強した。

 メジャー通算196本塁打を放ったスイッチヒッターで内野手のスモークは球団を通じて「ジャイアンツファンの皆さま、伝統あるチームでプレーできる素晴らしい機会を楽しみにしています」とコメント。

 一方、メジャー通算96本塁打、韓国通算124本塁打を放ったテームズは球団を通じて「多くの名選手を輩出している球団のユニホームを着られることに誇りを感じます。素晴らしいシーズンを楽しみにしています」と意気込んだ。

 移籍1年目から活躍が期待される“両助っ人”。巨人はリーグ優勝するために、今季のテームズやスモークのようにオフに新しい外国人野手を補強するケースが多い。では直近5年間でシーズンオフに獲得した新外国人は、巨人1年目にどんな成績を残しているのか見ていきたい。

 高橋由伸前監督時代は、16年のクルーズ、17年のマギー、18年のゲレーロと日本でプレー経験のある外国人を獲得していた。そのなかでも、13年に楽天の初のリーグ優勝、日本一の立役者となったマギーは、4年ぶりの日本球界復帰となった17年に打率.315、18本塁打、77打点の成績を残す活躍ぶり。打順も2番を打ったり、守備でも不慣れなセカンドを守り貢献。

 17年9月26日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−ヤクルト戦』で解説を務めた若松勉氏も「どこでもやってくれるということで、精神的にも強い選手だと思います。真面目さが試合に出ていますよね」と称賛していた。

 18年に加入したゲレーロは中日時代の17年に本塁打王に輝き、長打力を期待されたが、15本塁打にとどまった。クルーズも課題にしていたセカンドで活躍が期待されるも、移籍1年目は81試合に出場して、打率.252、11本塁打、37d打点という成績だった。

 原監督が復帰した19年以降は19年のビヤヌエバ、20年のパーラと他球団で活躍していた選手ではなく、自前の外国人選手を獲得している。ビヤヌエバが巨人加入前年の18年にパドレスで110試合に出場して20本塁打、パーラもナショナルズで世界一に貢献するなど、メジャーで実績のある選手を獲得する傾向にある。

 今オフに獲得したテームズ、スモークもメジャー経験が豊富だ。ビヤヌエバ、パーラは1年でチームを去ったが、テームズとスモークは巨人打線を引っ張る働きを見せることができるだろうか。

▼2016年
クルーズ 81試 率.252 本11 点37
ギャレット 123試 率.258 本24 点68
アブレイユ 一軍出場なし
※シーズン途中に支配下
ガルシア 4試 率.000 本0 点0

▼2017年
マギー 139試 率.315 本18 点77

▼2018年
ゲレーロ 82試 率.244 本15 点40

▼2019年
ビヤヌエバ 73試 率.223 本8 点24

▼2020年
パーラ 47試 率.267 本4 点13
ウレーニャ 11試 率.167 本0 点0
※シーズン途中に支配下

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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