『クイーンズ・ギャンビット』大ヒット&フュリオサ抜てき 女優アニャ・テイラー=ジョイに大注目!

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2021年01月16日 10:11  クランクイン!

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写真女優アニャ・テイラー=ジョイに大注目! (C)AFLO (C)Zeta Image
女優アニャ・テイラー=ジョイに大注目! (C)AFLO (C)Zeta Image
 孤児院出身でチェスの才能を開花させる主人公を演じたNetflixドラマ『クイーンズ・ギャンビット』が大ヒットし、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の前日譚では若き日のフュリオサ役に抜てきされるなど、今ノリにノってる若手女優アニャ・テイラー=ジョイ。『ハリー・ポッター』で英語を学び、『ダウントン・アビー』の出演俳優に見いだされたという彼女は、ファッションでもその挑戦的なスタイルが注目の的。今回は、知れば知るほど気になるアニャの生い立ちからファッションまで大注目!

【写真】美しく大胆に! アニャ・テイラー=ジョイの個性的なファッション

■英語を話すのを断固拒否! 頑固な幼少期

 現在24歳のアニャは、米フロリダ州マイアミで6人兄弟の末っ子として誕生。生まれてすぐ、家族はアルゼンチンに移住。6歳までブエノスアイレスで育った。その後、イギリスのロンドンに越した時は、あまりの環境の変化に戸惑いホームシックに。そこで彼女は、幼いながらに“英語を話さなければ両親が自分をブエノスアイレスに戻さざるを得ないだろう”と考え、英語を話すことを断固拒否。当時、かつてチャールズ皇太子も在学したというプリスクールに通っていたのに、なんと2年間も英語を話さなかったというから驚きの精神力だ。

■小説『ハリー・ポッター』で英語を勉強! 映画版俳優との共演も実現

 そんなかたくなな彼女の心を開いたのは、大ヒット映画でおなじみのファンタジー小説『ハリー・ポッター』。おじが一緒に座って読んでくれたという本書で英語を学んだという。英NMEに対し、「幼い頃の私はすごくませた英語を使ってたのよ。だって『ハリー・ポッター』で勉強したから」と明かしている。『クイーンズ・ギャンビット』では、映画『ハリー・ポッター』シリーズにダドリー役で出演していたハリー・メリングとの共演が実現。初対面はドキドキだったようで、ファンであることを打ち明けた時は、「タイミングに注意して、会ってすぐの10分でもなく、でも10分以上開けないように…」慎重を期したそうだ。

■ミラクルな出会いで女優に!

 今やすっかり人気女優のアニャだが、女優を志したのは5歳の頃だったという。その2年後には、両親にエージェントを探すよう頼んだというのだから、本気さとオマセぶりが伺えるというもの。

 ロンドンへの移住後、言葉がうまく話せずいじめに遭うなど学校生活になじめなかったアニャは、14歳の時に自分の貯金をはたいてNY行きのチケットを購入。両親に直談判し、女優を目指し転校を果たした。転機が訪れたのはその2年後。初めてハイヒールを履いたという犬の散歩中に、ケイト・モスを見いだしたエージェントにスカウトされ、モデルとしての活動をスタートさせることに。そして3度目のモデルの仕事の撮影中に、ドラマ『ダウントン・アビー』のトム・ブランソン役で知られるアレン・リーチに見いだされ、彼のエージェントを紹介された。(ちなみにアレンは、『ダウントン・アビー』のメアリーことミシェル・ドッカリーに、彼女の亡くなった元フィアンセを紹介した人物でもあるから、すご腕マッチメイカーだ)。

 彼女が最初に女優として注目を浴びたのは、2015年に主演したホラー映画『ウィッチ』。映画は高く評価され、ゴッサム・インディペンデント映画賞のブレイクスルー演技賞を受賞。その後は、M・ナイト・シャマラン監督作『スプリット』(2017)、「X-MEN」シリーズのスピンオフ『ニュー・ミュータント』(2020)など、着実に出演作を重ねている。

■見た目にコンプレックスも

 強い意志とチャンスに恵まれ、無敵にも思える彼女。しかし彼女は、見た目にコンプレックスがあるという。The Sunに対し、「これまでも、今も、恐らくこの先も、自分のことを美しいとは思わない」「哀れに聞こえるし、こんなことを言うと人に嫌われるとボーイフレンドは言うけれど、だけど私は変な見た目だと思うの」と明かしている。自分の出演作は観に行かないそうで、ジェーン・オースティンの小説を映画化した『Emma.(原題)』(2020)に出演が決まった際は、「私は史上初の醜いエマになる。こんなのできないと思った」とパニック発作に見舞われたとも打ち明けている。

■『クイーンズ・ギャンビット』で大ブレイクするも、巨大広告には慣れない

 Netflixのリミテッドシリーズの最高視聴者数を記録した『クイーンズ・ギャンビット』で、一躍ハリウッドの顔の一人になったアニャ。ロサンゼルスの巨大看板に自分の姿を見つけた時は、ショックだったそう。英トーク番組『グラハム・ノートン・ショー』で、「散歩に出かけたら、サンセットブルーバードに私の顔の巨大な広告があったのよ。これまでの人生でこんなこと経験したことがなかったから、もうムリと思って踵(きびす)を返したわ」と告白している。とはいえ、もはや受け入れてもらうしかない。今後も出演作が多数控えており、ますます注目度は増していくことだろう。


■ファッションもどんどん大胆に!

 『クイーンズ・ギャンビット』では、アニャ演じるベスのレトロファッションも話題。孤児だったベスが、チェスプレイヤーとして成長するにつれて、どんどん垢抜けておしゃれになっていく。アニャ自身も思い切ったスタイルでファッションを楽しんでいるが、その勢いは加速中だ。ここからは、今までに魅せたファッションをおさらい!

 2017年1月、イタリア・ミラノで行われた『スプリット』のイベントでは、ポールカのコレクションから、マルチカラーのカクテルドレスをチョイス。個性的な柄のレースがアニャにぴったりだった。

 ところ変わって同作のNYプレミアでは、スキャパレリの星座モチーフが面白いジャンプスーツでレッドカーペットに。胸元のカットワークと、とがったパフショルダーが目をひく。

 2017年の英国アカデミー賞(BAFTA)のレッドカーペットには、パウダーブルーが鮮やかなグッチのドレスで登場。膨らんだ袖とプリーツのレイヤーがロマンティックなシルエットを演出しつつ、胸元にはグッチを象徴するアニマルの刺しゅうが!

 翌年のBAFTAでは、ライジングスター賞にノミネート。この年は「Time’s Up」サポートのため、出席者は皆ブラックのドレスで登場。アニャも、ドルチェ&ガッバーナの太ももが透けて見える大胆な黒ドレスをチョイス。ゴールドのクラウンでノーブルさをプラスし、ほかのセレブと差をつけた。

 2018年にロンドンで開催された「V&A Summer Party」には、ピンクが鮮やかなラシルのパンツスーツにイエローのサンダルをプラスする攻めのコーデで、ピンクカーペットに降臨。スタイルの良さも際立っていた。

 そして2020年。オファーされた時にパニックになったという映画『Emma.(原題)』のLAプレミアには、ボブ・マッキーのヴィンテージドレスで堂々と登場。メイクとジュエリー、表情までパーフェクトなコーデ。存在感を見せつけた。

 同作のプロモーションのため、朝の人気トーク番組『Live with Kelly and Ryan(原題)』に向かうアニャは、個性的なドレスでカメラの前に登場。ギリシャのファッションデザイナー、セリア・クリタリオティによる、リボンモチーフが重なるミニドレスを鮮やかに着こなしていた。

 唯一無二の個性と大胆さ、強い意志を持ち飛躍をとげているアニャ。知れば知るほど、もっと知りたくなる魅力の持ち主だ。いずれ大女優に成長し、波乱万丈の生い立ちが映画化される日が来たりするかも。彼女の活躍にこれからも要注目!(文・寺井多恵)
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