ウニオン、バイエルンの19歳FWダヤクを期限付きで獲得「非常に才能がある」

ウニオン・ベルリンは16日、バイエルンからU−20ドイツ代表FWレオン・ダヤクを期限付きで獲得したことをクラブ公式サイトで発表した。

　契約期間は2021年6月30日までとなる。同日のドイツメディア『スカイスポーツ』の報道によると、契約には買い取りオプションが付与されているという。今季主にバイエルンのU−23チームでプレーするダヤクは2019年12月、ヴォルフスブルク戦でバイエルンでのトップチームデビューを果たした。今季は昨年11月に行われたDFBポカール1回戦のデューレン戦で29分間の出場を果たした。

　ウニオン・ベルリンのオリヴァー・ルーネルトSD（スポーツディレクター）はダヤクについて、「非常に才能がある若手選手だ。レオンはスピードがあり、技術的にも優れており、攻守に柔軟に対応できる。だからこそ、我々と一緒に次のステップに進むことができると確信しているし、ブンデスリーガでも力になってくれるだろう」と高く評価している。

　ダヤクは加入に際し、「ウニオン・ベルリンへの加入は、今のところ僕にとって正しいステップだと確信している。ここではブンデスリーガでの足がかりを得て、最高レベルの自分を見せる機会がある。チームはここまで素晴らしいシーズンを過ごしているし、このチームの一員になれたことをうれしく思っている」とコメントしている。

　現在19歳のダヤクはシュトゥットガルトの下部組織出身。2018年12月のボルシアMG戦でトップチームデビューを果たし、2019年7月にバイエルンのU−23チームに加入した。今季は3部リーグで公式戦14試合に出場し、3ゴール1アシストを記録している。