感染症っていったい何なの? ワクチンの種類も解説します!/感染症とワクチンについて専門家の父に聞いてみた

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2021年01月17日 18:11  ダ・ヴィンチニュース

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写真感染症とワクチンについて専門家の父に聞いてみた
感染症とワクチンについて専門家の父に聞いてみた

いま現在も世界で猛威をふるっている感染症。そもそも「ウイルス」ってなに? 父であり、ウイルス学の専門家の中山哲夫さん監修のもと、外科医で漫画家のさーたりさんが、人類のたどった“感染症との闘い”をマンガでわかりやすく解説。目に見えないからこそ誤解が起きやすい「感染症のメカニズム」を、歴史を振り返りながら読み解きます。

感染症とワクチンについて専門家の父に聞いてみた

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細菌とウイルス

 感染症は細菌、ウイルス、真菌(カビ)、原虫(寄生虫)がヒトの体内に侵入することで症状を起こすようになります。寄生虫による代表的な疾患はマラリアで、ハマダラ蚊が媒介したマラリア原虫が肝臓に寄生し赤血球を破壊することで発症します。今は少なくなっていますが蟯虫や線虫といった寄生虫もあります。自然界にいてヒトに感染症をおこす病原体を持っているような生物を中間宿主と言います。

 細菌は1㎛(1个1000分の1)ぐらいで普通の光学顕微鏡で観察することができます。一方、ウイルスは光学顕微鏡では見えず、電子顕微鏡で観察します。ウイルスという言葉には中国では病気を起こす毒という意味から「病毒」という漢字が充てられています。

 最初に見つかったウイルスはタバコモザイクウイルスという、タバコの葉っぱに感染して斑点をつくって枯らしてしまうウイルスでした。この葉っぱを集めて絞って細菌濾過器を通しても感染性を保っていたところから、濾過性病原体と呼ばれていました。このタバコモザイクウイルスを大量に培養して結晶化することができたため、ウイルスは生物なのか化学物質なのかの議論がはじまりました。ウイルスは外側に蛋白質の殻を被っていて中に遺伝情報を担うRNA、DNAといった遺伝子が入っています。細菌や真菌は自分で増えていきますが、ウイルスは細胞に感染することで細胞の代謝機能を拝借して自分の子孫を増やしていきます。したがって、ウイルスは「生命機能を持った高分子集合体」と考えられています。

 新型コロナ、SARS、MERS、ジカ、トリインフルエンザ、エボラと新しいウイルスが人間社会に登場してきました。コロナウイルスはもともとコウモリが持っているウイルスです。オオコウモリは食用にするようですが、めったやたらヒトに接触することはありません。こうした新興ウイルス感染症はコウモリだけでなく野生動物を介してヒトに感染しています。人が経済活動を拡大展開していく中で森林破壊、自然界のバランスが崩れてきたことから動物のウイルスがヒトの社会に定住するかの様に侵入してきています。自然界には未知の病原体が次の主役の座を狙っています。

<第3回に続く>


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このニュースに関するつぶやき

  • 昔からインフルエンザもワクチンの副作用も出ているから、ワクチンの危険性をやたらと煽るよりも、ワクチンを射たない国民はネットで表示し接触をしない様に守れる仕組みが必要。
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