バイエルン、好調フライブルクに辛勝…レヴァンドフスキはG・ミュラー氏の記録更新

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2021年01月18日 01:36  サッカーキング

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バイエルンとフライブルクが対戦した [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第16節が17日に行われ、バイエルンとフライブルクが対戦した。

 バイエルンは前節ボルシアMGに2点リードをひっくり返されて逆転負け。ミッドウィークに行われたDFBぽカール2回戦で2部のホルシュタイン・キールにPK戦の末敗れ、公式戦2連敗となった。一方のフライブルクは前節ケルンに5−0の大勝を収め、5連勝で敵地に乗り込んだ。

 フライブルクは試合開始早々にアクシデントが発生する。開始8秒の空中戦でひざを痛めたバプティスト・サンタマリアは2分、ピッチに座り込んで交代を要求。フライブルクはサンタマリアを下げ、5分にアミール・アブラシを投入した。

 7分、バイエルンが先制する。セルジュ・ニャブリが右からグラウンダーで折り返すと、トーマス・ミュラーはダイレクトで前方につける。反応したロベルト・レヴァンドフスキは、後方からのボールに左足で合わせ、ゴール右下隅に流し込んだ。レヴァンドフスキは今季リーグ戦で早くも21ゴール目となり、ブンデスリーガ前半戦における最多得点記録を更新。“爆撃機”ゲルト・ミュラー氏が20ゴールで樹立した1968−69シーズンの記録を、52シーズンぶりに塗り替えた。

 雪が降るなか試合は進むと、26分にはバイエルンにアクシデントが発生する。右足の太ももを痛めたニャブリがピッチを後にし、レロイ・サネが途中出場した。

 ビハインドで後半を迎えたフライブルクは54分に再びアクシデントが発生。途中出場のアブラシが左足のふくらはぎに違和感を覚え、ヤニク・ハベラーとの交代でピッチを後にした。

 すると62分、フライブルクが試合を振り出しに戻す。右のコーナーキックからインスイングのボールが供給されると、ニアサイドに飛び込んだニコラス・へフラーが頭でコースを変え、最後はファーサイドのニルス・ペーターゼンが押し込んだ。

 それでも、バイエルンは74分に勝ち越す。左サイドからキングスレイ・コマンが右足でクロスを送ると、サネが落としたボールをミュラーがボレーで合わせ、ゴール右下隅に流し込んだ。

 追いかけるフライブルクは終盤に猛攻を展開。後半アディショナルタイム1分、ゴール前でペーターゼンが右足を振り抜いたが、強烈なシュートはクロスバーに阻まれた。結局、バイエルンが逃げ切って試合は終了した。

 バイエルンはリーグ戦2試合ぶりの白星で今季11勝目、フライブルクはリーグ戦8試合ぶりの黒星で今季5敗目となった。次節、バイエルンは20日にアウェイでアウクスブルクと対戦。フライブルクは同日、MF長谷部誠とMF鎌田大地が所属するフランクフルトをホームに迎える。

【スコア】
バイエルン 2−1 フライブルク

【得点者】
1−0 7分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)
1−1 62分 ニルス・ペーターゼン(フライブルク)
2−1 74分 トーマス・ミュラー(バイエルン)

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