セリエA第18節が18日に行われ、首位ミランはアウェイでカリアリと対戦した。
17試合を終え勝ち点40で首位に立つミラン。第16節にユヴェントスに敗れ今季初黒星を喫したものの、その後のトリノ戦を着実に制して敵地カリアリに乗り込んだ。
ミランは試合開始5分、ズラタン・イブラヒモヴィッチがエリア内で倒されPKを獲得。自らがキッカーを務めると、GKの逆を突いて先制点を挙げた。イブラヒモヴィッチにとって実に昨年11月のナポリ戦以来のゴールとなった。25分にはダヴィデ・カラブリアがミドルシュートを放つがこれはGKの好セーブで追加点とはならない。
36分には再びカラブリアがエリア内でシュートを放つ。しかしこれは惜しくもゴールポストに嫌われてしまう。
後半に入って52分、カラブリアがアーリークロスを上げるとDF裏に走り出していたイブラヒモヴィッチがそのまま流し込んで追加点。スコアを2点差とした。
64分、カリアリはジョアン・ペドロからジョバンニ・シメオネへ巧みなスルーパスが送られ、シメオネがゴールを狙う。しかしここにGKジャンルイジ・ドンナルンマが立ちはだかり、ミランは難を逃れた。
74分にはミランのアレクシス・サレマーカーズが2枚目のイエローカードで退場処分となるが、2点リードを守り切りそのまま試合は終了。順当に勝ち点3を積み上げて堂々と首位をキープした。
【スコア】
カリアリ 0−2 ミラン
【得点者】
0−1 7分 ズラタン・イブラヒモヴィッチ(PK/ミラン)
0−2 52分 ズラタン・イブラヒモヴィッチ(ミラン)