開き毛穴にも効果的!化粧水の保湿力を高めるコットンパック

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2021年01月19日 20:30  つやプラ

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40代からの女性のための美容・健康法とエイジングケア情報を発信する、美容マガジン

先日、筆者のエステサロンでお客様から「化粧水はコットンより手でつけた方が良いですか?」と、質問をいただきました。コットンと手、どちらで化粧水をつけた方が良いのか迷っている人も多いでしょう。

エステセラピストの筆者が、化粧水を手でつけた場合とコットンを使用した場合の違い、そしてコットンのメリットを活かすサロン式コットンパックについてご紹介します。

■化粧水をコットンでつけた場合と手でつけた場合の違い

化粧水を手でつけた場合とコットンでつけた場合、どちらの方が保湿力が高いのかなども気になりますよね。サロンでも、コットンを使用する場合と手でつける場合がありますし、化粧品やその方の肌状態によって変えることもあります。

「肌悩み」や「肌質」「化粧品」によってコットン向きの場合、ハンド向きの場合があり、異なります。どのような違いがあるのか、ご紹介しましょう。

コットンがおすすめの人

コットンは、肌表面のざらつきやくすみが気になる人や、肌が乾燥しやすい人(乾燥しやすい年代)、コットンパックを行いたい人におすすめです。

コットンを使用した場合、「肌全体にムラなく塗布できる」「手からこぼれにくい」というメリットがあります。目元や口元、小鼻などの凹凸にも、しっかり密着させることができます。乾燥しがちな季節には、コットンによるパッティング+パックを行うのもおすすめです。

コットンの繊維により肌表面の古い角質を除去できるという点もありますが、摩擦や毛羽立ちなどのデメリットが気になることも事実です。肌の状態によっては刺激になることもあります。

ハンドがおすすめの人

手でつけると、「肌への刺激が少ない」というメリットがあります。ニキビや肌荒れなど、肌状態が不安定な人におすすめです。

「塗りムラが出てしまう」「手からこぼれてしまう」などのデメリットもありますが、繊維の毛羽立ちによる刺激をさけたい人にはハンドプレスがおすすめです。

年齢肌で乾燥しやすい目元や口元、頬のトップなど、保湿を入念にしたい場所は、ハンドプレスとコットンパックを組み合わせると良いでしょう。

■コットンパッティングのコツ

今回は、サロンで行っている「ぬれコットン」のやり方をご紹介します。

まずは、使用するコットンに精製水をしっかり含ませます

(1)使用するコットンに精製水をしっかり含ませます。その後、コットンに含んだ水気を切り、化粧水をたっぷり含ませます。すぐに化粧水を染み込ませる前に精製水を含ませておくことで、コットンが化粧水を含みやすくなります。

肌にパッティングしていきます。パッティングする際は、写真のように中指と薬指でコットンを挟んで行うとやりやすいです。顔の内側から外側に向かって、やさしくトントンと押し当てながら行いましょう

(2)肌にパッティングしていきます。パッティングする際は、写真のように中指と薬指でコットンを挟んで行うとやりやすいです。顔の内側から外側に向かって、やさしくトントンと押し当てながら行いましょう。

角質ケアなどの場合は、肌の上を滑らすようにすると良いのですが、保湿目的の場合は、トントンと押し当てながら肌に入れ込むイメージで行ってください。

コットンパックを行う場合はパッティングした後に再度コットンに化粧水を含ませ、1枚のコットンを2枚に割いて面積の広い箇所からのせていきます(2枚に割けるタイプのコットンを選び、割いてケバケバしていない方を肌にのせます)

(3)コットンパックを行う場合はパッティングした後に再度コットンに化粧水を含ませ、1枚のコットンを厚みを2枚に割いて、面積の広い箇所からのせていきます(2枚に割けるタイプのコットンを選び、割いてケバケバしていない方の面が肌に接するようにのせます)。

5分ほどパックを置いたら外します。仕上げに、しっかりと肌の奥まで化粧水を浸透させるイメージで、ハンドプレスを行ってください。

ニキビ肌や乾燥、毛穴の開きが気になる場所にコットンパックを行うと、肌の炎症軽減と保湿対策になります。

毛穴の開きやシミ、ニキビ跡などの色素沈着が気になる箇所にコットンパックをする場合は、「ビタミンC誘導体」などの成分が入った化粧水を使うのもおすすめです。

コットンを正しく使えば、顔全体にうるおいを与えることができます。毎日のケアで保湿が足りないと感じたら、コットンパックなどを使ったスキンケアを試してみてください。

(エステセラピスト/ビューティーヘルスエディターライター 町山 町子)

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